考えたこと2

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コンプレックス
誰しも割り切れない気持ちを隠し持っている。
それがコンプレックス。

ふだん意識はしないが、何か気持ちにひっかかるものがあるときは、きっとそれが絡んでいる。
メールを出してしまって、なんとなく気にかかるのも、コンプレックスのなせる技かもしれない。

コンプレックスというのは、時に劣等感と訳されているが、劣等感に限ったものでもないと思う。
何となくもやもやしていて、いろんな気持ちが混じっているから、気にかかるのだと思う。
それがひと言で言えないというのが、コンプレックスのせいだろう。

あと味が悪い、というのもコンプレックスが関係している。
会議のあと、自分の発言が気にかかるとか、誰かの発言が思い出されるとか、そういうやつだ。
そういう時は、ちょっと言い過ぎたのではないかとか、口にしてしまってよかったんだろうかとか、大人気なかったとか、会議の結論以外のところが気になる。

その時は気にならなくても、あとで気になるというのは、コンプレックスの特徴かもしれない。

なんでその時は気にならないか、というと、潜在意識が関係しているからだ。
何となくもやもやする、というのは、必ずあとで来る。
口に出したり、メールを出したりした瞬間は別になんとも思っていない。
その瞬間は意識が勝っていて、潜在意識は文字通り沈んでいる。
しかし時間が経つと、潜在意識が出てきて、意識と戦いを始める。
それがもやもやの原因だ。

たいがい、もやもやは自分が正しかったのか、それとも間違っているのかというところになる。
それはどちらでもない。
間違うとか、正しいとか、そういう決め付けをするのが間違っているのだろう。
冷静に考えれば、それはわかる。
でも、決めつけたいのだ。
こういう時は危ない。考えなければならない。

しかし、考えて、下手を打つ場合もある。
考えて何もしないのが正解のことも多い。

コンプレックスはそう簡単には克服できない。
だから、何度も同じ失敗を犯す。

諦めるわけではないが、それも人格の一部なんだから、仕方がない。

そういう開き直りも必要だ。

直せるなら、直したほうがいいのだが…。




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