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2018.09.30 Sunday
バンド人口減少
若者でバンドをやりたい人が減っているらしい。
楽器店でも、若者向けよりも中高年向けの楽器の方が売れる。 へー、そうなのか。 若い人の絶対数が減っているのもあるとは思うのだが…。 そういえばネットで中高年向けのギター教室を宣伝しているなあ。 業界では中高年に買ってもらっても複雑な心境らしい。 中高年で楽器を買う人は、基本的に若いときにやっていた人で、新たな需要は開拓できず、このままいくと先細りになるという。 そういえば、ギターケースを背負って(昔のように、手でケースを持つのではなく、今はリュックのように背負うのが主流だ)歩いている高校生や大学生は減った。 バンドをやろうとすると、お金がいるのも原因かもしれない。 今の流行りは、フォークギターだけのバンドではない。 バンドというと、エレキギター、エレキベース、キーボード、ドラムスという構成がメイン。 そうなると、電気楽器を揃えないといけない。 アコースティックギターよりも、高くつく。アンプなども必要だからだ。 電気を使うから、レンタルスタジオでないと練習できない。 楽器は安くなったが、同時に日本は貧しくもなっている。 ギブソンが破産したように、ギターの人気がなくなっているのもあるだろう。 大学生ならともかく、中高生では小遣いが足りない。 メンバーを集めるのも大変だ。 好みが多様化したから、同じ方向性のメンバーを集めるのが難しい。 ロック、J-Pop、ヒップホップなど、いろいろある。 一人でコンピューターでボーカロイドで作るというのもありだ。 世の中、複雑になった。 歌番組が減ったのも影響しているという。 ヘッドフォンなどで、音楽には常に接しているのだが、音楽が消費財になってしまって、憧れの対象でなくなったというのもあるだろう。 いろんな要因が重なって、バンド人口が減っている。 これも少子化の影響が大きいんだろうなあ。 |
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