考えたこと2

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日本に希望ない
日経で「生涯子供なし 日本突出 50歳女性の27%」という記事に大きな反響があったとのこと。
電子版の記事によると、より具体的な声を聞こうと2月に読者アンケートを実施し、延べ5000を超える自由回答から、日本で子どもを産み育てることへの不安や諦め、子どもを持たない人が背負わされる負担が浮かび上がった。

子どもがいない人に聞いた「子どもがいない理由」の自由回答で、若い世代の不安や諦めが目立ったという。
3割程度の人が「子どもを望まないし、過去にも望んだことがない」と答え、自由回答でも悲観的な内容が多かったらしい。

これは、働く世代が社会保障の過度な負担を強いられていることが大きいと思う。

「日経読者アンケートの自由記述欄から見えたのは、若者の諦めだった。高齢者に偏る社会保障、根強い性別役割分業の意識、人口減少という衰退……。日本が変わらないことに対し、自らの人生の選択を狭めることで身を守っているように見える。賃金の上昇や教育費の負担軽減など、若者が希望を持てる社会づくりを急ぐべきだ。」

そう書いておきながら、紙面では不公平な社会保障の改善のキャンペーンなどやる気配もない。
どう考えても、もう破綻している制度の上でやっているのだ。
現役11人で支えていた時代の制度を、3人で1人を支える少子高齢化の時代に継続している。
計算上は約4倍の負担になっている。

これらを是正するためには、社会保障の制度をもっと老人負担を上げる方向で変えるとか、抜本的にBasic Incomeなどの新制度に変えるとか、消費税を20%くらいに上げるとか、そういうことを真剣に議論するしかない。

消費税に関しては、新聞業界はちゃっかり8%に据え置きしてもらっている。
ほとんど読者は高齢者のみ、という新聞はそういう論陣を張らない。
ほとんど視聴者は老人のみというテレビも、そういう論陣を張らない。
それがどれだけ社会を歪めているか、世の中を悪くしているかという罪の意識もない。
老人の票が欲しい政治家も、この問題を大きな声では言わない。

さらに、この3年間のコロナ禍で「専門家」と称する人たちが煽った社会不安がある。
もちろん、その片棒を担いだのは日経を含むマスコミだ。
それが見えない効果となって、マイナス方向に引っ張っている。

日本はまだまだ高度成長期の遺産で豊かさがあるのに、若い人たちは希望を失っている。
それは、政治が悪い、政治が悪いと言っているマスコミが正しいことを報じないという面も大きい。

ぼくはそう思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
マスクとマラソン
マラソンの人気が落ちているとのこと。
軒並み定員割れしていて、参加者不足で中止や休止に追い込まれる大会もあるらしい。

たしかに高齢化で走れるランナーが減り、若い人の数も減っているから減少することは間違いない。
しかし、大阪マラソンは2019年までは当選率4〜5倍だったものが、定員3万2千人に対して7300人の2次募集をかけたらしい。
人気があった湘南マラソンも定員2万人に対して、参加者は1.2万人にとどまった。

今電車に乗っても、町を歩いても、マスクをしている人が9割。
それだけみんな感染症を怖がっているか、世間体を恐れているか、みんなと同じことをしたほうが楽とおもっているかだろう。

大規模なマラソンは定員が確保できなけれb、経費がかさんで中止しないといけなくなる。
まあ、みんながマスクをしている間は、以前には戻らないような気がする。

もう今やコロナ感染症の患者は激減しているし、そもそもコロナの患者がほとんどいなければ、マスクは関係ないと思うのだが、ずっとしていたから外せないのだろう。

ぼくはマスクをせずに電車にも乗るし、コンビニにも行く。
勤め先は4月までは従来どおりと言っているので、仕方なくマスクをするが、それ以外はしない。
それでも、何ともない。

みんな外してもいいのに、なぜ外さないのだろう…。

町がマスクで溢れているので、何となくコロナ禍が続いているように思う。
そういう効果をマスクは持っている。

近所の小学生もずっとマスクをしている。
どんな教育をしているのだろう。

これではしばらくはマラソンは出来ないだろうなあ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
私学の閉学
恵泉女学園大学が、2024年度以降の学生募集を停止し、閉学するという。
最近はちょっと入学者が落ち込んでいるが、それほどひどい状況ではない。
それでも、閉学を決め、今の在校生をちゃんと卒業させるまでやる、という決断をした。
えらい大学だと思う。

これよりももっとひどい状況でもやっている大学は、多分たくさんある。
おそらく学校法人側から、今年の入試で学部の充足率が低かったらもう閉学、ということを言われていたんだろう。
2021年、22年の充足率が0.77、0.56だから、2年連続で下がっていて、今年上がらなかったらもうダメだ。
今年の入試の結果もひどかったんだろう。

学長のお知らせの最後の部分を引用する。

「多摩キャンパスでその継続発展を目指す道は、残念ながら来年度の募集停止によって閉ざされることとなります。
しかしながら新入生はじめ在学生をお預かりさせていただいております。
これまで私どもは与えていただいた学生一人ひとりに対して、どこよりも丁寧に向き合う教育に努めてまいりました。そうした本学の教育姿勢は変わることなく、これまで以上に一人ひとりを大切にする教育に専念いたします。そうしてすべての学生が恵泉女学園大学で学べたことに喜びと誇りをもって無事に卒業できるまで、教職員一同、4月以降も改めて心を一つにして全力であたらせていただきます。
そのご報告を大切にしたいと思いまして、4月からもこの「学長の部屋」は続けさせていただきます。

どうかこれからも皆様の見守り、お力添えをいただけますようお願い申し上げます。」

結局、経営のことを考えなかったのだろう。

あと4年、ちゃんと学生を卒業させることができるのだろうか…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
「専門家」って
厚生労働省に新型コロナウィルス感染症対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード(AB)」の会合が23日に開かれて、飲食店などで感染症対策に用いられるパーティションについて、「今後も飛沫感染対策として、窓口業務のように多くの人と対面で接する場や、不特定多数が密集して飲食する場などでの活用はあり得る」とする専門家有志の見解が示された、というニュースがあった。

もう今、ほとんど感染していない状況で、なぜ必要なのかは全く言及されない。
そもそも、マスクも要らないと言っているのに、なぜアクリル板が必要なのかのエビデンスも示さない。
これが日本の「感染症の専門家」なのだ。

「さまざまな対策が同時に行われた中で、どの程度、パーティション設置が対策に寄与したかを検証し、その効果を評価することは困難」

とのことだ。
それなら、それを評価できる実験を立案すればいいが、そんな知恵はない。
そもそも、そんな必要性もないのだろう。
感染症を防ぐためには、有利と思われることは何でもする、という考えなのだ。

それがどれだけ、社会に不便をかけるのか。
そんなことも考えない。

少しはまともな専門家はいないのか。

日本の感染症関連の人たちの視野が狭い事や、世界を見ないことはよくわかった。
こんな役立たずの人たちを国費で雇っていたのかと思うと、ほんとにもったいないと思う。

中学生や高校生はこの3年間、学校のほとんどの時間をマスクで過ごし、友達の顔もわからないまま卒業するのだ。
もっと死者が多かった海外ではほとんどマスクなどしていないのに。

総理もこの1年、海外に行って、マスクなどしていない。
そういう意味では総理も情けない。

こういう連中が社会を正常にするのを阻害しているのだ。
| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
EU 内燃機関継続
自動車生産大国、ドイツがEUの2035年以降の自動車販売で、内燃機関を作り続けることにした。
ただし、温暖化ガスを排出しない合成燃料(e-fuel)の利用に限り、販売が認められるという。

もともと22年に2035年以降は内燃機関を禁止するという法律を決めたが、おそらくe-fuelを口実にして、ゼロエミッションの内燃機関ということにしたのだろう。
今の所、エンジンを作るのを止める、というのは現実的ではないということだ。

理念先行でやってきたが、現実を見ないといけない、ということになった。
EUの規制もそれに伴って変更された。

結局トヨタがやってきたことが正解だったのだ。
環境原理主義者たちにとっては、嬉しいことではないだろうが…。
気候変動対策が至上命題の人たちにとっては、後退を余儀なくされたからだ。
理念では飯が食えないし、きっとこの先も現実路線への揺り戻しがあるだろう。
ワーゲンの社長が更迭されたのも、前社長が内燃機関を止める方向を進めたからだ。

e-fuelはCO2と水素から作られ、内燃機関で燃やしてもCO2を出さない。
どれほどの実現性や経済合理性があるのかわからないが、2035年までまだ13年あるから、ということで合意したのだろう。
気候変動至上主義者が多いEU委員会は渋々だったろう。

そもそもEV100%にすることすら、できるかどうかわからないのだ。
できたとしても、EU圏内だけではあまり意味がない。

日本でも、トヨタはEVで遅れているなどという輩が多いが、フィジビリティを考えて言っているのかと思う。
カーボンニュートラルなど、バカバカしい限り。
莫大な金を使って、日本の産業を追い出すだけのことだ。

ようやくドイツもそれに気がついた。

いいことだと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
ガストでびっくり
今日は近所のファミレス、ガストに行ってびっくりした。
タブレットで注文するのは以前からだったが、ほとんどお店の人と接触せずに帰れるようになっている。

入店して、席についてタブレットで注文する。
しばらく待つと、配膳のロボットが料理とレシートを積んでやってくる。
配膳ロボットには棚が5つくらいあって、一つ一つに青いランプがついている。
そこから商品を取って、レシートをとる。
レシートを取るまでロボットは動かないようだ。
さすがに、そこはしっかりしている。

追加で注文をすると、またロボットがやってきてレシートと商品を取る。
食べ終わると、そのレシートをまとめて持っていく。
するとレシートの精算機がある。
これはタッチ決済専用の機械だ。

精算開始という画面上のボタンをタッチして、精算を開始する。
レシートにはQRコードが印字されており、一つ一つ読み取り機で読む。
注文したものを全てスキャンすると、読み取り終了で決済できる。
もちろん、どの席でどれだけ注文したかはわかっているのだろう。

決済画面になったら、どのタッチ決済を使うかの選択画面になる。
ぼくはIDなので、そのボタンにタッチして、カードをかざす。
そうするとピッという音がして、決済終了。

ホールとレジの人員は要らない。
席の片付けと、キッチン、それと現金しか使わない人の対応のみ。

アルバイトのウェイトレスは一人もいなくなった。
配膳ロボットが2台。
いくらするのか知らないが、ちゃんと人を避けて通路を進む。

あのロボットはどこが作っているのだろう。
世の中は変わっていく。

コロナのおかげか…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
食塩水の問題
今日は中学生の教職課程を取っている学生がやってきた。
教える科目は英語だが、採用試験を受けないといけない。
数学が不得意なので、教えてほしいということだった。

まず簡単な計算からやってみる。
ルートの計算を思い出すのに、ちょっと手間取ったが、まあクリアした。
簡単な因数分解も思い出してクリア。

ところが割合の応用である濃度になると、全く出来ないという。
小学校5年で習う内容。

ネットで解説をみるとこんな問題。

ーーーーーーーーーーー
食塩水の濃度
これは通常小学校5年生の算数で習いますが,苦手とする子が非常に多いです。 なぜでしょうか?  一つは抽象的だからです。とくに食塩は溶けると見えなくなってしまいます。 その見えない食塩を見える形にして説明してあげれば、理解を促すことができることでしょう。

算数
問題1 難易度 ★
30gの食塩を170gの水に溶かして食塩水を作りました。この食塩水の濃度は何%でしょうか?

解説
食塩水の濃度とは、ある食塩水を100gに相当させた場合、その中にどれくらいの食塩が溶けているかを表す数(割合)で、%(パーセント)で表します。この問題では、食塩30gと水170gを混ぜるから、できる上がる食塩水は200gです。この食塩水の中に含まれる食塩は30gです。
ーーーーーーーーーーー

たしかに、抽象的だと思うが、要は食塩の量、水の量がわかれば、濃度は計算できる。
こんなに簡単な割合の問題はない。
それが食塩水、という言葉だけで大学生の反応は「無理」になる。

なぜわからないのか、というと食塩水だから、という答え。
よほどわからない、というトラウマがあるのだろう。

食塩、食塩水、濃度、という3段の表を書いて、それぞれに問題の数字を入れていく。
そして、食塩÷食塩水=濃度、という式で計算すればそれでOK。
全くややこしいことはない。

え、そんなに簡単に計算できるんですか?という反応。

100グラムの水に5グラムの食塩を入れたら、105グラムになる、ということが理解できなかったようだ。
液体と個体というのが混ざるという実感がないらしい。

アタリマエのことがわからない。
そこで躓いている。

「あのなあ、100グラムの水に、5グラムの食塩入れたら、105グラムになるのはアタリマエやろ」

そしたら、質問が出た。

「これは砂糖水でも一緒ですか?」

思わすコケそうになったが、「砂糖でも、ミリンでも醤油でも、なんでも同じや」というと、「そういうことやったんか」という返事。

この問題は、水に何かを入れたら、入れた分だけ重さが増える、というところがネックだったらしい。

小学校の教え方はどうなっているのか知らないが、これだけ苦手を作っているのだから、教え方を変えられないのか。
馬鹿の一つ覚えのように、教科教育法の教科書にしたがって教えているのか。

小学校の先生も、本質をわかっていないのではないかと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
生成系AI
最近「ChatGPT」というのをよく見る。
ChatGPTは学習したAIが、その結果をもとに文章などのコンテンツを作ることができるもの。
今までのAIとは違って、ダイレクトに尋ねたことに対して答えてくれる。
チャットボットというやつだ。
ChatGPTは公表から1週間で100万人以上のユーザーを獲得したとのこと。

ChatGPTの使用例がTwitterに出ていた。

「私はもう2年以上働いていません。社会不適合者なので組織で働くのが難しく、再就職もしたくありません。しかし、このままだと貯金が底をつきてしまいます。今後どうすればいいのでしょうか?組織で働くのが苦手の人からの目線で、社会不適合者の専門家として答えてください。」

という問いに対して、ChatGPTは

「社会不適合者として再就職することが難しい場合でも、以下のような方法があります。

1.スキルを活かしたフリーランスとして活躍する。自分の得意なことや知識を活かして、フリーランスとして活躍することで収入を得ることができます。

2.副業で収入を得る。主な収入源としてはならないかもしれませんが、趣味や得意なことを副業として活動し、収入を得ることができます。

3.資格取得やスキルアップを目指す。社会に求められるスキルを身につけることで、再就職するための準備をすることができます。

4.小規模なビジネスを始める。自分の得意なことや趣味を活かして小規模なビジネスを始めることも考えられます。

5.インターネットで収入を得る。オンラインでのアフィリエイトやクラウドソーシング、ブログなどを通じて収入を得ることができます。

また、社会不適合者として働くことが難しい場合でも、生活費を節約する方法もあります。例えば生活費を節約するために節約術を学んだり、自炊をすることも考えられます。また公的支援を受けることもできます。政府が提供している生活保護や就労支援金などを活用することで、生活費を確保することができます。」

という回答。

これがすぐに出てくるのだから、恐ろしい。

他にも画像生成系のDALL-E2というAIもある。
こちらはユーザーが入力したものの意味を識別して、それに基づいた画像を作るというもの。
サイトを見ると、「バイクに乗るピカチュウ」と入力して出てきた画像をみると、そのとおりのものが出てくる。
インターネット上にピカチュウの画像はいくらでもあるので、それを学習するのだろう。
言葉の意味を理解して、画像を生成できるとなると、素人でもフェイク画像は作り放題だ。
さすがに、ここまで来るとイラストレーターの仕事も危なくなってくる。
著作権の問題はどうなるのだろう。

そういえば、中国もそういうものを作っているが、習近平に関する質問をしたら、意に沿わない答えをしたらしく、使用禁止になったというネット上の記事もあった。
本当かどうかわからないが…。

でも、これなら充分に人間の話し相手になりそうだ。

これらの生成系AIはインターネットのコンテンツを学習しているので、それが正しいという保証はない。
そこがややこしいところ。
正しいというか、偏ったものになっている、ということだろう。

ChatGPTは去年の11月に公開されたとのこと。

今はChatGPT-4というものが発表され、一部で使われている。

さらに賢くなった。
なんでも、アメリカの司法試験の上位10%の成績を上げたらしい。

弁護士の仕事もAIに取られていくのだろう。
要は過去の判例や法律、政令などを学習させれば、AIの方が確実だ。
「士」のつく商売は行政書士とか司法書士、税理士などが置き換わるのだろう。

そうすると、それらの仕事を守っている法律が邪魔になる。

でも、変えていかないとダメだと思う。

この変化は大きいぞ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
アメリカの気候危機
アメリカは言論の自由を大切にする国。
何かの問題に対して、賛成の人がいれば、反対の人もいる。
それらをちゃんと報道する機関がある。

報道機関で言えば、CNNやNYtimesなどはリベラル。
WSJやFOXは保守的なメディア。
そこが健全だと思う。
ちゃんと反対意見が聞けて、どちらかを選べる。

日本の地上波メディアはその点全部リベラルだと思う。
みんな脱炭素は正しく、みんな気候変動対策は正しく、再生エネルギーは安くて正しいエネルギーだという意見。
なぜかというと、危機を煽る方が喜ぶ人がいるからだろう。
それにどれだけのカネがかかるのかは言わない。
それを言うと、そんなことに出すカネはないとみんなが言うからだ。

アメリカは民主党と共和党の2大政党。
民主党はリベラル、共和党は保守、という図式。

統計によれば、災害は激甚化していないし、シロクマも絶滅していない。
シュミレーションの結果は過去すら正しく再現していない。
今年は台風が少なかったが、それに関しては何も言わない。
大きな台風が来たときだけ、温暖化のせいだ、という。

再エネ100%など夢のまた夢で、現状の技術では再エネを増やすことは電気の供給の不安定要因になり、バックアップの発電が必要で、その分コスト高になる。
どうしてそういうアタリマエのことを報道しないのか。

化石燃料を燃やすことでCO2が増え、それによって地球が温暖化しているということは正しい。
そかし、それが気候危機を招くとは限らない。

温暖化の方が、寒冷化よりも死者は減る。
植物も温暖化したほうがよく育つ。
温暖化にもメリットはある。
そんなことは全く報道しない。

アメリカの共和党寄りのメディアは温暖化は認めるが、それに関して危機だとは思っていない。
今度の大統領選で共和党が勝ったら、気候変動対策はだいぶ変わるだろう。

翻って、日本でそういう意見が見られるのはごく一部のネットメディアだ。
今国会で放送法4条の政治的中立のことを云々しているが、ぼくは地上波は中立だとは思わない。

危機を煽るばかり。
コロナ禍でやったとおりだ。

もうすぐ地上波はオワコンになるのだろうが、そうなりたくないのなら、もう少し世界をみるべきだ。

こんなことをしていたら、産業は潰れてしまうぞ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
JTC
ネットや就職市場でJTCという言葉が使われているらしい。
JTCとはJapanese Traditional Companyの略で、古い体質を引きずる日本の伝統的な会社ということ。
そういう会社は、一部の優秀な若い人には嫌われる。

結局、古い体質というのは年功序列、終身雇用ということだ。
それによって、望まない部署に配属されたり、単身赴任をせられたりするからだ。
また、初任給が安く、スキルがあっても高給がもらえない。

日本の給料が上がらないのも、結局は終身雇用のためだろう。
65歳まで雇うことが前提なら、そう簡単に給料は上げられない。

ぼくがやっている就職支援の仕事でも、文系は全学部全学科という求人がほとんど。
つまり、大学での専門は関係ないのだ。
実際には選考の際に出身学部は見られるのだろうが、実業界はほとんど大学での学びは当てにしていない。
その大学に行った、ということがシグナルになっている。
結局は地頭を問題にしているのだろう。

だから、例えば経済学部を出ても、関係ないところに配属されたりする。
そういうのを配属ガチャ、と呼んている。
デキる若い人たちは、それを嫌うのだ。

今の若い人たちは、一つの会社に長いこといようとは思わないのだろう。
スキルアップして、転職する人が多くなると思う。

前にも書いたが、ソニーなどは得難い人材を得るために、複線の人事政策をやっている。
今まで通りの路線と、高い給料を払うけど、変動もあり下がることも示されている。
仕事の内容に紐付いた給料になっている。
ジョブ型というやつだ。

そうしないと、優秀な人材が取れないからだ。
もはやソニーという名前で優秀な人が来てくれるとは限らないのだ。

いつまでもJTCは存在できないだろう。
それは高度成長期の遺物だ。

ぼくらは、その上でやってきた。
ぼく自信は途中でドロップアウトしたが…。

でも、これからの人は、JTCは敬遠するはず。

それが、必然なのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
大人になったらなりたいもの
第一生命が毎年行っている小中高校生へのアンケートの結果が出たが、驚いたのは今年の第一位。
小学生の女子がパティシエだが、それ以外の小中高の男女の1位は「会社員」。
高校生では、2位の「公務員」をおさえて堂々の1位。

会社員とは英語でサラリーマンのことだ。
サラリーマンが学生がなりたいものの1位とは、ちょっとビックリする。
以前人気だったYoutuberは小学生男子の2位で出てくるが、それ以外は3位までには出てこない。

Youtubeを見なくなったから、Youtuberの人気が落ちたのかもしれない。
みんなショート動画に行ったのだろう。
TiktokやInstagramだ。
Youtuberは儲からなくなったというのは事実。

サラリーマンのぼくが言うのもなんだが、子どもたちがなりたい職業が「会社員」というはなあ…。
要するに、どんな会社の会社員でもいいということだ。
どんな仕事でもいいから、給料をもらって生活したいのだと思う。

公務員は人気がなくなったとはいえ、高校生の2位。
とはいえ、会社員も公務員も具体的な仕事ではない。
つまり、具体的にやりたいことがないのだろう。
大人になったらなりたいものの具体像がないということだ。

それはつまり夢がないと言ってもいいと思う。
ぼくは小学校の頃マンガ家になりたかった。
中学、高校ではシンガーソングライター。
大学ではちょっと落語家、でも無理だと思い結局夢を捨てて会社員になった。

ぼくらの時代は、会社員になるというのはなんとなく負け犬という感じだった。
学生運動は下火だったが、まだくすぶっていた時代。
ユーミンの書いた「いちご白書をもう一度」や「あの頃のまま」の歌詞があの時代を表していた。

その会社員が一位というのは、どういうことなんだろう。
なんだか寂しいのはぼくだけだろうか。

今の若い人は本当にやりたいものがわからないから、会社員などと言っているのではないだろうか。

それはぼくらの罪ではないのか。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 02:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
医療関係者の無作為
ツイッターのタイムラインのつぶやき。

「控えめに言って最低ですね。
医療をビジネスに開放するとだいたいこうなります。」

リツイートしている内容が、Yahooニュース。

「感染者が増えると『キター』って感じを繰り返した3年間で…」PCR検査職員が決意の告発「自分たちのやったことが医療機関として正しいことだったのかわからなくなってきた」

「うちの医者や理事長なんかは『頼む、もう一回波が来てくれ』とか言って毎日、手を合わせていました」そう告白するのは、都内の医療法人に勤める40代男性。

という内容。

以前紹介した森田洋之氏はツイッターで言う。

「さすがに、こんな「コロナもっと流行れ」なんて思っている医者はごく一部でしょうけどね。

とはいえ、このコロナ騒動で医療業界の中の人達の視野非常に狭く、ほぼ自分たちの周囲しか見ていない、ということは一部の国民にはよく伝わったと思います。」

医療関係者は自分たちの領域のことしか見ない。
このコロナ禍で本当にたくさんの人達が苦しんだ。
今も継続中だが…。

今日もすれ違う人はほとんどマスクをしている。
感染者がほとんどいないのに、何でマスクをしているのか、わけが分からない。

「専門家」は決してもう要らないとは言わない。
医師は、結局自分たちの周囲しか見ておらず、社会のことなど全く考えていないのだ。

まあ、本当に悪いのはそんな人たちを使って、社会不安を煽ったマスコミだけど、100兆円とも言われる使った金はちゃんと検証してほしいものだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
うれしくてさみしい日
たしか、卒業ソングでそんな題名の歌があったと思ったら、結婚式の歌だった。
竹内まりやの「うれしくてさみしい日」が正解。
こちらは親の気持ちを歌ったものだった。

ともあれ、今日は卒業式。
毎年、卒業式が来ると、うれしくてさみしい、という気持ちになる。
自分の大学の卒業式はすっぽかしたのだが、歳のせいもあり、自分の子どもくらい年齢の学生たちの未来を思う。
長い学生時代に別れを告げて、社会に出ていくのだ。
人生の節目だろう。

ぼくは請負の仕事をしているので、卒業式に列席はしない。
いつもの机で留守番をする。
ぼくらは社会に出る前の学生のお手伝いをほんの少しするだけだ。
でも毎年、少ないが世話になったと言って来てくれる学生がいる。

今年も数人来てくれた。
笑顔で写真を撮るが、学生たちの未来を考えてちょっと心配になったりする。

この国は高齢化し、社会保障のシステムが破綻している。
それを隠して、票がほしい政治家が高齢者に厚い分配を変えない。
企業に給料を上げろと言っても、現役世代の社会保障を下げようとは言わない。

これから社会の荒波に出ていく人たちには、厳しい未来が待っているとしか思えない。
それを変えるべきぼくらの世代は、情けないことにそんな問題意識もない。
この国はどうなるんだろう…、と思いつつ若い人にエールを送る。

マスクを取って、袴姿で、髪もいつもと違うから、顔を見てもわからなかったりする。
それでも、一言話せば思い出す。
ああ、あの時の君か…。
社会に出てもがんばれよ、と決まり文句。

心の中で、申し訳ないと思いつつ、別れを告げた。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
脊柱菅狭窄症4
脊柱菅狭窄症という病気で、歩くのが困難になってきた。
しかし、整形外科で、自転車なら大丈夫と言っていたのを思い出した。
それで、家の近所だが、銀行まで行くために自転車に乗って行った。

自転車に乗ると、前かがみになって進むので、全く痛くない。
不思議な感じで自転車をこいで行った。

前かがみで歩くといっても、普通は杖でもないと無理だ。
でも、自転車なら自然に前かがみになる。
スイスイと行けるのはめちゃくちゃウレシイ。
久しぶりの感じだ。

この病気になると、普通に歩いている人が不思議に見える。
何で痛くないのだろう、という感じ。

こっちは必死の思いで痛い足を我慢して歩いているのだが…。
たった3週間ほどのことで、そう思ってしまう。
人間とは、そんなものなのか。

水曜日にはブロック注射を打った。
1回目のブロック注射はさほど効かなかった。
とりあえず、何回か打ってみようかと思う。

それでも痛みがひかなければ、手術を考えようと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
有効的?
Youtubeのギター講師の動画を見ていたら、こういう練習をしたら有効的だという解説があった。

Webで調べると日本語では「名詞に「的」を付けて「〜のような」「〜の性質の」「〜についての」「〜に関する」等の意を表わす形容動詞を造る」という解説があった。
まあ、そういう意識で使っているようにも思える。

ぼくの感覚では単に「有効」と言ったほうがいいと思うのだが、なぜ「有効的」というのだろう。
ギター講師が、控えめに「おそらく有効だ」という意味で使ったのだろうか。
でも、あまり「有効」に「的」は付かないのではないか。
少なくとも、書き言葉で「有効的」というのは見ない。
ネットでも「有効」に「的」を付けるのは誤用という記事もあった。

ひょっとしたら、別の単語の「友好的」という響きに慣れているから使うのではないかと思った。
「ゆうこうてき」という音を聞き慣れているから、ついつい使ってしまう、という感じだ。

音が同じだから使ってしまう、という事例は何かあったように思う。

それが思い出せない…。

思い出したらまた書きます。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
アニメは強い
韓国に留学していた学生と面談した。
エンタメ志望の学生。
彼女によると、日本のアニメは本当に強いらしい。
何カ国かの留学生の話を聞いても、アニメの話しか出ない。

自分は実写の映画の話をしたいのだが、そんなものは外国の人たちには通じない。
というか、日本の実写映画は外国では存在していないという。
アニメに比べると、それ以前の問題、ということだ。

時々日本の実写映画が話題になるが、そんなものは映画のオタクが見ているだけで、アニメには全く勝てない…らしい。

何が問題なのか、と聞いた。
彼女によると、言葉の壁というような問題ではなく、売る気がないという感じ。
もっと戦略を立てて、売っていけばアニメのように日本の作品も売れるはずという。

以前、なぜ日本の映画がダメなのかと聞いたら、やはり人種の問題はあるということだった。
その時は、欧米に出すことを前提にしていたが、アジアに出すのならその問題はないはず。
字幕を使えば、今でも可能だろう。

そんなことはやっているのだろうか。
ぼくは日本のアニメには興味はあるが、実写の映画にはそれほど興味がないから、なんとも言えない。

でも、文科省がクールジャパンといって、いろんな箱モノを作り、結局失敗に終わっているというのは、こういう記事で明らかだ。

「第二次安倍政権の肝いりとして2013年から官民ファンドとして設立されたクールジャパン機構(以下CJ機構)が21年末の段階で累積309億円という巨額の赤字を垂れ流しており、財務省が23年度中にも機構の統廃合を検討しているようである。」

箱モノを作り、わけのわかってない人たちがやった結果だろう。
関わった人たちは全くクールではなかった。
文科省が失敗しても、やっぱりアニメは人気がある。

ぼくは日本のアニメは素晴らしいと思う。

でも、彼女の言うように、実写映画も世界に通用するのなら、頑張って欲しいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
教育現場の困惑
今日もマスクオフで通勤、勤務先以外ではマスクオフで過ごした。
バスの中でもマスクオフでいたが、どうということもなかったが、乗っている学生がみんなマスクをしている。
どういうことなんだろうか。

そういえば、教育現場で「マスクは個人の判断」と言われて困っているという記事を思い出した。

記事の中で、卒業式のこともあり、3月13日から「マスクの着脱は自主性に任せる」ということを政府が打ち出したら、学校が困ったということを書いている。

要は「政府に決めてもらわなければ困る」ということで、「現在の学校の教員たちが「自分で責任を取ることのできない人々」で「他人に決めてもらわなければ何もできない」ということ」なのだ。

教育現場は生徒が自主的に判断されると困ることがあるのだろうか。
生徒の自主性を重んじるのなら、何も困ることはない。
君たちの自由にしなさい、と言えばいい。

それが言えないのはなぜなんだろう。
何でも一律にやらないといけないと言うことだろうか。
それこそ、学校が最も嫌ってきた画一的な教育であり、「生きる力」や「考える力」をつけているとは到底言えない。

記事ではこう書かれている。

「「つまり「マスクを取りたい」という人々も「コロナが怖い」という人も、どちらに対しても対処することができず「政府の指針に従っています」ということだけで済ませよう、もっと言えば政府に責任を転嫁しようということを考えているということにほかなりません。

よく、「一億総評論家」と言われますが、まさに「無責任な評論家になってしまった学校の教員たち」の姿が目に浮かびます。

このニュースを見て、「世の中の親たちは、このような、マスクの着脱一つ、卒業式における対応一つ決められない人々に子供の教育を任せていることに心配はないのか」というような気がします。

私ならば「決められない人、自分で考えることのできない人に、自分の子供の教育などは任せられない」と思い、強く苦情を言うことになるでしょう。

それほど「いいかげんな対応」であり、目の前にいる子供たちに責任を負っていないということに他ならないのではないか。」

そんなことをやっているから、教員のなり手がなくなるのだ。

仕事の帰りに小学生が下校するのをみたが、みんなマスクをしていた。
みんな自分で考えてマスクをしているんだろうか…。

これも「専門家」がマスクを煽ったから、こういう事になったのだろう。
記事ではこう締めくくられている。

「皆さんは、自分の卒業式で、マスクをした顔を覚えられたいですか?」


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
マスクオフの日
今日から正式にマスクオフ。
早速外して自転車に乗って駅まで行き、自転車を預け、阪急電車に乗る。
電車の中ではほとんどマスクをつけている。
マスクオフでは、なんとなく居づらい感じだが、そんなことは気にしない。

2020年の冬にずっとマスクをつけずにいたが、あのときもマスクをしてない人と会うと、お互いになんとなくアイコンタクトしてしまったのだが、そんな感じで梅田から大阪駅に向かう。
ここでもほとんどマスクをしているが、ときたまマスクオフの人と会うと嬉しい気持ちになり、アイコンタクトしてしまう。

環状線もほぼ全員マスク。
やっぱりみんな外せないのかと思う。
駅で降りてマスクオフで歩いて行く。
でも、そんなに視線は感じない。

学校はまだ何も決まっていないので、マスクを入り口でつける。
ここらが雇われ人の悲しいところ。
部署について職員の人に方針はないのかと聞いたら、何にもわからない、とのこと。
仕方なくマスクをつける。

でも、ぼくの席はみんなと離れているので、自席で誰も来なければ、今までもずっとマスクオフだったから、結局は面談の時だけマスクをつけることになる。
今日夕方カナダ帰りの学生が来たが、案の定マスクオフだった。
つける気もないようだ。
その学生と面談する時だけぼくもマスクオフ。

帰りは疲れていたので、マスクオフでいることも忘れていた。
普通に電車を乗り継いで帰った。

日経の調査では東京でも数%しかマスクをしていない人の率は下がっていないらしい。
まあ、初日はそんなものだろう。

明日からもマスクオフで頑張ろうと思うが、なんで頑張らないといけないのか、よくわからないのだが…。
| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
劣化マスコミ
3.11の東北の震災から12年経った。
阪神の震災ももう26年経った。
やたらにニュースで聞くのは「風化させてはいけない」という言葉。

阪神も震災の記憶を忘れないようにということで、建物を作った。
東北も2回行ったが、津波記念館もできていた。
ネットで検索すると、他にも何か所か記念館がある。

それらの建物は震災の記憶を風化させないために作った。
前にも書いた記事でも、現地の人の言葉がそれを物語っている。

ぼくは風化はするものだと思う。
経験した人がいなくなれば、風化はするものだ。
それは仕方のないことだ。

原爆や沖縄戦の語り部など、いなくなるのは必然だ。
もう70年以上経つのだから。
そういうふうにして、辛いことは忘れ、復興してみんな生きてきたのだ。
そんなことを言ったら、怒る人もいるかもしれないが、それが事実。

マスコミは「風化させてはいけない」と言っている人を選んで出しているのだろう。
それがマスコミの仕事だと思っているのか、それともそういう声を拾わないと番組ができないのか。
中には前向きに頑張っている人もいるはず。
どうしてそういう人をとりあげないのか。

いずれにしても、日本のマスコミの劣化は激しい。
未だに風評被害をバラまいている。

政治の劣化もひどいが、マスコミの劣化はもっとひどい。

くだらないスキャンダルに飛びつき、そればかりやるワイドショー。
それがバカな政治家を、本来やらねばならない議論から遠ざける。
国防や、社会保障、若い人たちの支援の問題などだ。

野党も与党も、高齢者が不利になる社会保障の問題は避けて通りたい。
だからお互いに飛びつく。
もういい加減茶番はやめて、まともな議論をしてほしい。

それを邪魔しているのは、劣化したマスコミだと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
小型EV
テスラが小型EVを数年で販売とのニュース。
ガソリン車並のコストということだ。
今までは、テスラは高い車でお金がある人の道楽車というイメージだったが、今回は違う。
トヨタのカローラを意識した小型車を従来並みのコストで販売するという。

カリフォルニアではEVを買うと最大100万円の補助金が出るという。
それを見込んでの話か、それとも見込まずにガソリン車並なのかは定かでない。
とにかく、メキシコに新工場を作り、全く新たな生産ラインを作るということだ。
イーロン・マスクは「クルマづくりの抜本的な革新に取り組んでいる」と言ったらしい。

今までと大きく違うのは、塗装工程。
従来はボディーなどを組み立ててから塗装し、その後ドアを外して部品を取り付けていた。
狭い車内に内装品を付けるのが労働集約的な仕事で、人件費がかかる。
それを主張部品ごとに塗装や内装を済ませてから、完成者に組み付ける工程を作るらしい。
これで作業効率が高まり、人件費が安くなる。

電池も大容量のものを自社製造するとのこと。
製造コストも20年費56%減という計画。
パナソニックはどうするんだろう…。

今のテスラのラインアップでは、最安価のモデルでも580万円。
それを300万円くらいまで下げるつもりだろう。

十数年後にはEVの補助金はなくなるだろうから、コストダウンは必須。
日本でも軽自動車のEVは自宅で充電して走る。
アメリカは家が広いから、自宅充電もやりやすいだろう。
遠出しなければ、EVで大丈夫だ。
アメリカの電気代は日本の半分。だから、売れるかもしれない。

どんなコンセプトで作るのかはこれからの発表とのこと。

これは日本のメーカーも今まで以上に気になるだろうなあ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
最高裁の判断
やれやれ。
この国ではマスクの着用について、ついに最高裁の判断が出された。
それも、3月13日以降らしい。

何で最高裁にそんな権限があるのだろうか。
誰かが訴えたのだろうか…。

政治が判断できないから、司法に任せて言わせたということか。
菅元総理なら、もっと早く自ら言っていたと思う。

なんだかスッキリしないが、とにかく13日以降はマスクは個人の判断。
最高裁のお墨付き。

JRは東日本も西日本も着用は呼びかけないとのこと。
阪急電車も個人の判断に任せるとのことだ。
これでやっとマスク無しで通勤できる。

関西の私鉄も入っている、鉄道連絡会が出している「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」は13日付で改定されるが、その中にマスクの記述は1箇所だけ。

・感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスク着用を求めることができる。

ということだ。

勤務先の学校も個人の判断ということになるんだろうか。
派遣や請負の身ではそれを待つしかないが…。

早くあのうっとうしいアクリル板も取っ払ってほしい。
NHKの朝のニュースではいち早くアクリル板を取っ払って、マスクも一切なしになった。
あれだけ煽っておいて、さっさと取っ払ったのはなんだか勝手だ。
会長がマスクはやめる、という宣言くらいしろと思う。

それでも、NHKのサイトにはよくニュースに出てくる分科会の医師のコメントが載っていた。

東邦大学 舘田一博教授(政府分科会メンバー)
「マスク着用をめぐって、緩和する方向ばかり注目されがちだが、強調したい最も重要なことは、マスクは今でも一定の効果がある大事な感染対策だということだ。効果がない、必要ないから外してよいということではない。たとえば高齢者や持病がある人も含めた不特定多数の人と密になるような電車内や、重症化リスクが高い人が多い医療機関などでは、自分を感染から守るためだけでなく、周りを感染させず、不安を与えないためにマスクを使っていくことが必要になる」

コロナ前から、そうしていたのなら、ご尤もだと思うが、なんだかナントカの遠吠えに聞こえる。

マスクをしたい人はしたらいい。

でも、マスクをしたくない人の自由も、これで大手を振って行使できる。
今まででも、行使したら良かったのだが、へんな同調圧力があって、遠慮していたところがある。

もしも店に入って、マスクをしてないことをとやかく言われたら、そんな店はこちらからお断りだ。
そうすることが、社会を正常化することになる。

マスクの社会への効果は、社会不安を何となく煽ることにあると思う。

もうそれはやめにしよう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
フランスのデモ
フランスはデモが多いらしい。
そういう記事があった。
前に書いたRIKAママという人が書いている。

フランスでは、最近毎週土曜日になると、どこかで何かのデモをやっているという。

今年はすでに年金改革反対のデモが大掛かりになっている。
このところ、フランス人の話題は年金問題で、そういう議論がいろんな所でされている。
今年のデモはもう100万人以上を動員するものになっているという。

この年金改革というのは、定年の年齢が引き上げられることで、今62歳定年であるのを65歳まで引き上げられるというもの。
国民が激怒したので、政府は65歳を64歳に引き下げたのだが、64歳までの延長でもフランスでは「死ぬまで働かせるつもりか」という怒りが収まりそうにないとのこと。

厚生年金が足りないから、60歳から65歳に、そこから70歳にまで引き上げようとしている日本とは大違い。
勤勉な国民性というか、お上が決めたことだから仕方ないと考える人が多いのか、それとも長くなった老後を過ごすことが経済的に心配なのか、いろいろありそうだ。

しかし、フランス人は老後はのんびり過ごす、という計画を持っているらしく、たった2年の延長がデモになっている。
1988年にフランスに長期で行ったとき、先方の部長が家族で住んでいる街のフェスタみたいなところに誘ってくれて、しかたなくついて行った。

その時は、申し訳程度にお祭りらしいところもあったが、ほとんどの時間はボーッと過ごしていた。
あれがフランス人の余暇の過ごし方か、と思った。
バカンスがまる1ヶ月くらいある国だから、旅行と言ってもそんなにお金はかけないのだろう。
日本のように短いバカンスを、リゾートホテルで過ごすというようなものではなかった。

今の先進国は多かれ少なかれ、高齢化で年金財政が厳しくなっている。
年寄が増えて、若い人が減るのだから仕方ない。
その一環なのだろう。
フランス人が今の日本の年金会計や医療の状況を見たら、どう言うだろうか…。

記事にも書いてあるが、フランス人はデモとストライキを誇りに思っている。
自由と民主主義の国だ。

「フランス人は、このデモやストライキをする権利というものをとても尊重していて、彼らの生活にとっては、大前提に存在するものであり、彼らの誇りでもあるのです。

今回の年金改革は、現役世代だけでなく、次世代の若者や子供にも関わることでもあり、高校生がこの抗議のために学校をブロックしたなどということも起こっていますし、デモ隊の中には、子供連れの家族、おばあちゃんが子供夫婦や孫たちまで引き連れて参加し、「言うべきことを言わないのは恥、抗議するべきときには、しっかりそれを表現しなければならない。デモというものを子供たちにも受け継いでいかなければならない!」などと家族ぐるみで来ていたりして、なるほど、こうしてフランスのデモは脈々と受け継がれていっているのだと、フランスの家庭の教育には、このような項目も入っているのだと妙な感心をしたりもしました。」

また、RIKAママはこうも書いている。

「フランスに来た当初は、こうしたデモやストライキを苦々しく思っていた私ではありますが、最近の日本の状況を見ていると、かなり支持率が低い現在の政府にもかかわらず、とんでもないことがどんどん決議されていってしまう気がしていて、もうこれほど人気がないことにも慣れてしまった政府には、怖いものなど何もなく、決められたことにはおとなしく従う国民は、言われるがままに従わざるを得ないような状況に、むしろ、日本にもフランスのデモやストライキなど、政府に抗議する手段はないものか?と思わずにはいられないのです。

フランス政府は、黙ってはいない国民の声に対して、非常に注意を払って発言していると思いますが、日本政府、首相などの説明などフランスだったら、絶対通用しないものばかり。以前、私はフランスの職場でフランス人の同僚に「日本人は黙って我慢するからダメなんだ!」と言われて閉口したことがあり、私自身、日本人的要素がまだまだ強いことも否めないのですが、最近では、フランスのこのデモなどが起こる状態の方が社会としては健全であるような気もしているのです。」

ぼくも本当にそう思う。

日本のマスコミは、働く世代の意見を書かない。
年金や医療の支出がどんどん大きくなり、今や国民負担率が5割になる日本。
社会保障の制度はもう破綻しているレベルだ。

これを本気で変えないと、少子化は止まらないと思う。

そういう論陣を張るマスコミは皆無。

これでいいのかと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
震災特集
今週のNHKの朝のニュースは震災特集らしい。
毎日震災関係のことをやっている。

しかし、今朝のニュースはひどかった。
東電の処理水の放出のニュース。
いまだに処理水を放出するとよくない、という印象の取材ばかり。
科学的に問題ないし、世界の原発ではそういう水が放出されている。
そういう事実を報道して、処理水は安全だと報道するべきなのだ。

3月7日の記事をみると、「処理水とはどんなもので、どうしてここまで増えてしまったのだろうか」などと書いてある。
空から降ってくる雨を貯めて、さらに処理したものが処理水だとどうして言わない。
雨を際限なく貯められるはずがない。
バカでも分かる理屈だ。
どうしてそういう記事の書き方をするのか。

IAEA(国際原子力機関)も海洋放出を勧告しているのだ。
空から降ってくる雨を無限に貯めることなどできない。

「やはりもっとも気になるのは、風評被害などを懸念する地元の声にどのように応えようとしているのかということだ。」

そもそも、風評被害をおこしているのはマスコミだ。
マスコミが汚染水だといい、トリチウムの危険性を煽り、それで風評被害を大きくしている。
なんで、処理水は安全だから放出すると言えないか、不思議だ。

放射能が怖い、ということを煽ったほうが見る人をひきつけるのだろう。
それを好む人たちの方が視聴者には多いのだろう。

「専門家」が好きなNHKが、こともあろうに全国の18歳以上の人たちにアンケートしている。
だいたい、こんなことは一般の人に効いても意味がない。

「計画どおりであれば影響はほとんどないというものの、政府や東京電力が信用できるのか。全国の人が正確な情報を知らなければ再び福島の水産物などへの風評が広がるのではないか。」

それを報道するのが、マスコミではないのか。
政府は大丈夫だと言っているではないか。

NHKは一体何を考えているのか。
これでは風評被害は収まるわけがない。

福島に対する偏見を助長するような報道は、もうやめてもらいたいと切に願う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
脊柱管狭窄症3
仕事の帰りに20分ほど歩くのだが、今日は本当にきつかった。
左の足がかなり痛い。
神経が痛むとはこういうことかと思う。

20分ほどの通勤の道の途中で4回ほど止まって休む。
止まってもさほど痛みは減らないのだが、歩くよりはマシだ。

駅についてやっと電車に乗る。
前は混むので後ろの方に乗って座る。
座ると嘘みたいに楽になる。
だから、座ってする仕事はなんともない。

駅を降りて、整形外科に向う。
診察をしてもらうが、足がしびれるとか、触覚以上があるとか、そんなことはない。
まだ軽度だという。
薬を処方してもらって帰った。

でも、駅から整形外科まで15分ほどだが、途中で2回ほど立ち止まらないといけなかった。
帰りも、処方薬局まで行くのに休み、そこで薬を取って帰るのにまた休み。
休みと言っても、道の途中で立ち止まるだけ。

家に帰って、やっと座って、楽になる。
家の中で立つことくらいは大丈夫だ。

こんな身体とつきあっていかないといけないのかと思うと、うんざりする。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
散り椿
葉室麟の原作。2018年の作品。
WOWOWでやっていた。
岡田准一の主演の時代劇映画。

お家騒動で正論を唱え、脱藩した侍とその妻。
異国の地で亡くなった妻との約束を守って、生まれ故郷に帰り、友を助けて「生きる」という映画。
葉室麟らしい、筋運びだ。

ちゃんと殺陣のシーンで切られたら血が出る。
そういうリアルな殺陣。

テーマは「生きる」。
もともとは妻の死を弔って、死ぬつもりだったが、友や妹の言葉もあって「生きる」ことを選ぶ主人公。
抑えた演技で、クライマックスの殺陣につなげる。

「散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの」という言葉がタイトル。
残されたものは生きなければならないのだ。

岡田准一は時代劇でいい仕事をしている。

いい映画だった。




| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
脊柱菅狭窄症2
脊柱菅狭窄症になった話は書いた。

この病気、困るのは痛みが強くなったり逆になんともなかったりすることだ。
歩いてみないと、どの程度の痛みが来るのかわからない。
ひどい時は駅から家まで歩いて5,6分だが、その途中で2回ほど休まないと帰れない。
でも、なんともない時もないことはない。

痛み止めも効く時もあれば、それほど効かない時もある。
でも、仕事に行ったら、座っている時間が長いから特に問題はない。
部屋の中をウロウロするくらいなら、なんともない。

下半身の柔軟体操をやったり、股関節の柔軟をやったりしたが、効果があるのか、逆効果なのかよくわからない。
ネットで調べると、いろんな体操が出ている。
骨盤を動かすとか、膝を抱え込むとか、書いてある。

どれが自分に合うのかわからない。

何かをしてもらう、という受け身の治療では治らないと言っている人もいた。
自分でケアしないと治らない。
そもそも、治るのかどうかもわからない。

厄介な事になったものだ。
これが年をとるということなのかと思う。
自分の身体と付き合っていくのは大変だ。

今日で66歳。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
フッ素の電池
フッ素といえば、歯磨きの宣伝でよく聞いた。
虫歯から守るというようなことだったと思う。

そのフッ素が、リチウムの代わりに電池で使えるらしい。
電気をためる性能が、リチウム電池の6〜7倍になる。
2030年以降の蓄電池の本命の一つ。

理論的にはリチウムのような希少金属を使わない構成も可能とのこと。
資源調達リスクも少なくなる。

でも、あくまで完成すればの話。
まだまだ研究段階で、自動車メーカーなども興味を示しているものの、すぐに使えるというものでもない。

再エネの不安定な出力を、安定させるために蓄電が必要になる。
その用途も有力とのこと。

材料の希少性が少ないから、コストはリチウムより安くなるのだろう。
必然的に自動車メーカーの関心も高いらしい。
トヨタやホンダは外部と組んで研究している。

問題は、本当にモノになるのか、いつそれができるのか?ということだ。
そこが世の中の電気利用の最大のポイントだろう。

今の蓄電池は大まかに言って、発電コストの1万倍と言われている。
だから、再エネには必ずバックアップの発電所が必要で、それはダブルのコストになる。
太陽光など、夜や雪などが積もって光が当たらなくなると発電できない。
発電並みのコストで蓄電できるのなら、再エネもアリだろう。
でも、簡単には1万倍の差は縮まらない。

再エネをやっている人たちはそんなことはわかっている。
それでも、そんなことは言わない。
再エネはグリーンで安いというばかり。
それで国民が余分なお金を支払っている。

原発をたくさん動かせば、電気代は安くなる。
関電や九電は実際に原発を動かしているから、電気代は安いのだ。

バッテリーのみで動くEVもインフラを除けば電池がネック。
電池がとにかく高い。
補助金がなくなれば、電気自動車を買う人は激減するだろう。

それでも、将来新しい電池ができて、電動化が最適解になる日がくるかもしれない。
この「かもしれない」を本当にわかっている人がどれだけいるのか。

フッ素の電池に期待はするのだが…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
「シー」か「ツェー」か
ぼくらのバンドのリーダー(バンドマスター、略してバンマス)は70歳くらい。
大学当時、軽音楽部だった。
当時はアメリカのフォークソングから、フォーク・ロックへの移行期だったと思う。
1969年あたりの入学だ。
軽音楽部は洋楽中心で、エレキギターでやる人たちと、フォークギターでやる人たちが混じっていたという。

その頃の人たちが全部そうなのかは知らないが、バンマスはCのコードを「ツェー」という。
Aは「アー」だ。
ドイツ語読みをしている。
なぜドイツ語よみなのか、よくわからない。

ぼくが音楽に興味を持って始めたのが中2だったから、バンマスが大学に入った頃だろう。
新婦ジャーナルなどという雑誌がまだ発刊されていた頃。
雑誌にはコードが出ていたが、さすがに読み方まで書いていなかった。
やっているのはアメリカやイギリスの音楽なのに、コードの読み方だけドイツ語読みなのは、なぜなんだろうか。

バンマスのクラブがドイツ語読みを推奨していたのか、そのあたりは定かではない。
ベトナム戦争の頃だったから、英語アレルギーがあったのかもしれない。
今はコードの読み方をドイツ語読みすることなど、まったくないのではないか。

…と思ったら、間違っていた。
吹奏楽やピアノ、バイオリンなどのクラシック系の人は、今でも音名をドイツ語読みするらしい。
そういえば、バイオリンを習っている人はG(ジー)のことをゲーと言っていたような気がする。
管楽器でも、B管のことをベー管というみたいだし…。

ということは、フォークギターが入ってきて、大学生が音楽をやり始めた頃は、クラシックやピアノ、吹奏楽あたりをやっていた人がメインだったということかもしれない。
それまで楽譜に縁のなかった人がいる中で、よく知っている人たちはみんなドイツ語読みだった、というのが正解かもしれない。

ということは、英語読みをするのはポップスやジャズの人だけで、少数派なのかもしれない。
世の中は広い。

今度の練習の時に聞いてみよう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
反社会勢力
日本医師会の長島氏とは何者かしらないが、彼が「コロナ特例全てを継続」と言ったらしい。
それに対して、ツイッターのぼくのタイムラインでは非難轟々。

「呆れてモノが言えませんね。
ここまで醜い利権団体って無いでしょう
反社会勢力です。」

というツイートまであった。

尾身氏が理事長を務める病院でも、空床補償の補助金で132億をぼったくり、という記事も出ている。
特例継続というのなら、まずは使途の調査をして、不正を暴いてからにしてほしい。
それが当然だろう。

それにしても、ちょっとは国民の気持ちがわからないのだろうか。
もういい加減にしてくれ、と多くの国民は思っている。
100兆円も使って、一体どういう効果があったのか。

一体どこから金が出ていると思っているのだろう。
国民の税金だ。
それを自分たちが無駄遣いして当然と思っているのだろうか。

厚労省と医師会。

どうにかならんのか…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
金打
金を打つと書いて、きんちょうと読む。
武士の作法の一つ。
鬼平犯科帳のドラマで出てきた。

盗みはするが、血は一滴も流さず、取られた方もそれがもとで潰れたりしない、という盗人と鬼平が約束をする。
その時、盗人が鞘から少し刀身を抜いて、小柄を刃に当てて音を出す。
盗人が鬼平に懇願し、鬼平も刀を少し抜いて同じ動作をした。
これが金打だ。
それは決して約束を破らない、という意味だ。

これが武士の作法だったらしい。
子供の指切りみたいなものだ。

なんだか、カッコいい仕草。
日本は単一民族国家だから、阿吽の呼吸で物事が決まる。
その一例みたいなものだ。

多民族国家だとそうはいかない。
事細かに約束の内容を書いて、契約を交わす。
今のアメリカだ。

どちらがいいかは時と場合による。
でも、今の日本を見ていると、あまりにもいい加減なように見える。
法律の本文はザルみたいのスカスカで、何でも政令で官僚が好きなように決めるという形。
いろんな政令が入れ子みたいになっていて、一般の人が読んでもなかなかわからない。
そんなことばかりだ。

鬼平のように、ちゃんとした志を持っている人ばかりなら、日本式でいいのだろう。
でも、残念ながらそんな人が減った。
国民負担率がほぼ50%だというのに、生活は貧しい。
税金を使いすぎなのだ。

もう金打の時代は終わったのかもしれない。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) |