考えたこと2

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何を言っているのか
ノンバーバール・コミュニケーションという言葉がある。
非言語コミュニケーションのことだ。

顔つき、声のトーン、声質、態度などによるコミュニケーション。
これが意外と大きい。
言葉でのコミュニケーションは、たった10%程度という記述もある。

9割が非言語コミュニケーションとは、…ほんまかいな。

しかし、そうかもしれない。
北朝鮮のアナウンサーを見ていてそう思う。

あの表情としゃべり方、大きな声、抑揚など、何を言っているのかわからないが、威圧的なことだけはよくわかる。
少なくとも、面白いことや楽しいことを言ってはいない。
知的なことでもないだろう。
そうしてみると、たしかにノンバーバル・コミュニケーションの影響は大きい。

小説を読むというのは、言語コミュニケーションだけかと思ったら、そうでもない。
話す人の特徴や、その話し方、そんなことが書き込まれている。

上手な小説家は、ノンバーバルな部分をうまく書き込んでいるような気がする。

落語家など、同じ話をしても、声の抑揚や話し方、間などで面白い話になったり、退屈な話になったりする。

だから、会って話すのが一番メッセージを伝えやすい。

その次は電話。電話ならだいたい伝わる。
自筆の手紙は、字の大きさやきれいさでニュアンスを少しは伝えることができる。
メールは一番伝わりにくい。
だから、絵文字などを使うのだろう。

ノンバーバルなコミュニケーションに気をつけてみたら、人間関係がよくなるかもしれない。

表情やしぐさなど、無意識にやっているものも多いけど…。



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