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2007.05.27 Sunday
人生の扉
23日に発売した竹内まりやの新しいアルバム。
買おうと思っていて、忘れていた。 今日、子供に頼んで買ってきてもらった。初回限定版がまだあったらしく、ボーナスCD付きだった。 時にはいいこともないと…。 いつも通り、肩の力が抜けたいいアルバムだと思う。 竹内まりやは、ぼくよりも少し歳が上のはずだ。 作る曲のパターンがいくつかあって、マイナーのバラードや軽いポップな曲もいいが、カントリー風というか、ゴスペル風というか、そういう曲もこの人によく合っている。 アルバムの最後の曲。感動してしまった。 歌詞の一部だけ紹介させてください。 年を重ねないと書けない曲。 人生の扉。 春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も すこしずつ変わるよ 陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く 気がつけば五十路を 越えたわたしがいる そう。 そのとおり。 満開の桜や 色づく山の紅葉を この先いったい何度 見ることになるだろう ひとつひとつ 人生の扉を開けては感じるその重さ ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ ぼくも同じことを思う。 君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように 長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ デニム、というアルバムタイトルは、これ…。 最後の部分の英語の歌詞は、 悲しいことだけど、身体は弱っていく 年をとるのはつらいと言ったよね 人生なんて意味がないという人もいる でも、わたしは生きていくことは価値あることだと信じてる そう、今でも信じてる というような意味だと思う。 三拍子のゆっくしりたビートに乗って、歌う竹内まりやは、二十数年前にユニバーシティストリートを歌っていたあの人か。 同世代の心にしみる、いい歌だ。 涙が出てくる。 すごく素敵なクリスマス・ソングもあって、いいアルバムです。 |
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