考えたこと2

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音はそこにあるのに…
人間、慣れ親しんだパターンというのがあって、一度はまるとなかなか抜け出せない。

今日のギターのレッスンで、スティービー・ワンダーのSir Dukeという曲の間奏の部分をやった。
前からうまく弾けなかったのだが、さすがに先生が弾くのを見ると、なるほど!と思う。

ギターという楽器は、同じ音が違う弦で出せる。
ラの音は、3弦の2フレットでもいいし、4弦の7フレットでも、5弦の12フレットでもいい。
ミの音は、4弦の2フレットでもいいし、5弦の7フレットでも、6弦の12フレットでもいい。
だんだん音が高くなっていくフレーズでは、どこで弦を変えるのかで、指の動きは変わってくる。
次の音を考えて、押さえる場所を決めなければならない。

ところが…いつものパターンというヤツがジャマをする。
こういう音づかいの時は、こういう指の動きと覚え込んでいるパターンがあるのだ。

どうしてうまく弾けないのかと思ったら、先生と指の動きが違う。
そこに同じ音があるのに、違うところを押さえているので、次の音にうまく移動できない。

すぐそこに、同じ音があるのに、次の音に行きにくいところの音を押さえていた。

そうか…とわかったら、楽に弾けるようになった。

長いこと弾いてはいるが、使いこなせていないということだ。

そこに同じ音があるから、自由に動ければいいのに、それができない。

使いこなすということは、決まった動きから離れて、自由に動けることなのだ。

自由に動ける…それができたらうまくなれるだろう。


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