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2007.04.17 Tuesday
音はそこにあるのに…
人間、慣れ親しんだパターンというのがあって、一度はまるとなかなか抜け出せない。
今日のギターのレッスンで、スティービー・ワンダーのSir Dukeという曲の間奏の部分をやった。 前からうまく弾けなかったのだが、さすがに先生が弾くのを見ると、なるほど!と思う。 ギターという楽器は、同じ音が違う弦で出せる。 ラの音は、3弦の2フレットでもいいし、4弦の7フレットでも、5弦の12フレットでもいい。 ミの音は、4弦の2フレットでもいいし、5弦の7フレットでも、6弦の12フレットでもいい。 だんだん音が高くなっていくフレーズでは、どこで弦を変えるのかで、指の動きは変わってくる。 次の音を考えて、押さえる場所を決めなければならない。 ところが…いつものパターンというヤツがジャマをする。 こういう音づかいの時は、こういう指の動きと覚え込んでいるパターンがあるのだ。 どうしてうまく弾けないのかと思ったら、先生と指の動きが違う。 そこに同じ音があるのに、違うところを押さえているので、次の音にうまく移動できない。 すぐそこに、同じ音があるのに、次の音に行きにくいところの音を押さえていた。 そうか…とわかったら、楽に弾けるようになった。 長いこと弾いてはいるが、使いこなせていないということだ。 そこに同じ音があるから、自由に動ければいいのに、それができない。 使いこなすということは、決まった動きから離れて、自由に動けることなのだ。 自由に動ける…それができたらうまくなれるだろう。 |
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