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2025.02.25 Tuesday
LAUNDRY-GATEの想い出2
今日は車で通勤の日だった。
USBメモリに入っている曲をかけていたら、ユーミンの「LAUNDRY-GATEの想い出」が突然出てきた。 一昨年にも書いたが、今日聞いてもやっぱりいい曲だ。 この曲が、まるで小説のように思えてくる。 ーーーーーーーー 16歳の日本人の少女が、何の因果か、同年代のアメリカ基地の少女と友だちになる。 米軍の基地で、クリーニングが出入りする、ランドリーゲートという出口のそば。 ずっと錆びた金網が続いていた。 あの線路沿いの道をよく二人で歩いた。 男の扱いや、ピザの作り方を教えてもらったりする。 そういう話をするときは、彼女は得意げになって話す。 彼女から、当時はやっていたジミヘンのレコードも貸してもらった。 でも、彼女のお父さんがアメリカに帰ることになった。 帰る日が近づいて、見送る約束をする。 その日がやってきたが、寝過ごしてしまった。 16歳の誕生日にもらった、苦い口紅をつけて、急いで見送りに行ったが、飛行機は飛び立ったあとで、夏草が揺れているだけ。 手紙を書く柄でもない。 それっきりになってしまった。 あの娘が故郷に飛んでいってから、なぜかランドリーゲートは寂れてしまった。 ーーーーーーーーー 時々ユーミンにハマる。 ハマるだけの魅力がある曲がたくさんある。 やっぱりすごい人だ。 |
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