考えたこと2

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コンパクトシティ
埼玉県の道路陥没事故は大きなニュースになった。
原因が下水管の老朽化だったこともある。
埼玉県でも道路のメンテナンスをやる費用が不足しているのだろう。

高度成長期に作られたりしたものが、限度を迎えてきている。
修理や補修をしないと、もたなくなるのは当然だ。
そういう財源が不足しているのだ。

平均年齢が若く、働く人の人口が多かった高度成長時代なら、何とかなった。
しかし、今のように人口の多くが高齢者になってくると、そういうわけにもいかない。
過疎化という言葉も、当たり前になったのか、あまり聞かれなくなった。

今朝の日経に「地方創生の事業達成の上げ底」という記事があった。
そこには、重要指標の4項目のうち3項目が未達と書いてある。
「データ利活用の官民連携組織への参加数」は実績ゼロという結果。
補助金をばらまいて、何の成果もない。

そもそも、バラマキは地方への無駄遣いになっている。
少子高齢化が進む日本で、地方をどうしていくのか、というデザインをするべきなのではないか。
地方自治体がなくなるのは当然だ。

それを食い止めるための移民、というふうな動きもある。
欧州ではそれを反省しているというのに、何を考えているのだろう。
相変わらず、ガラパゴスだ。

日本の適正な人口はどれくらいなのか。
フランスは広大な平地があって、6千万人。
日本の半分だ。

人口が半減することを前提に、まともな計画を立てる人はいないのか。
今を前提にするのではなく、変わらないといけない。
地方の中核都市に人を集めるしかないというのが正論だ。
これをコンパクトシティと呼ぶ。

そういうグランドデザインは、今の自分の仕事を守ろうとする政治家や役人にはできそうもない。
住民がいなくなっても、役所だけ残すつもりだろうか。
その計画は、地方に任せられない仕事だろう。
自分で自分の仕事を辞める決断をしないといけなくなる前に、決断をしないといけない。

それは、AIにやってもらったらどうかと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 01:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

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