考えたこと2

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能登ウヨ
ネトウヨという言葉がある。
これは、ネット上で右寄りな発言をする人たちを揶揄したもの。
昔の、街宣車で叫んでいた「右翼」という言葉のイメージだ。

「毎日新聞が教えてくれた全国紙の終わり方」という記事を読んだ。

去年の能登の地震から1年経って、毎日新聞が「能登ウヨ」という言葉を記事で書いたらしい。
能登は保守的な土地なので、お上に文句を言わず、ひたすら感謝すべきだ、という人たちのことを「能登ウヨ」と名付け、客観的な証拠もなしにコラムを書いたとのこと。
「ネトウヨ」を意識して書いたのだろう。
当然、被災者から講義された。

石川県の北國新聞も批判を掲載したが、毎日新聞は無視している。
これは毎日新聞がもう全国紙としての役割を終えたからだと記事では言っている。
つまり、全国紙として幅広い層に奉仕するということをやめて、ごくごく一部の人たちに向けての新聞になってしまったということだ。

ここで、「ごくごく一部の人たち」、というのは都市部のシルバー層のことだろう。
今や新聞を取っているのは年寄りだけだし、彼らの大部分は団塊の世代。
若き日に学生運動で「安保反対」とわけもなく叫んでいた人たちだ。

データーで見ても、今や毎日新聞の朝刊の総発行部数が152万部で、東京、大阪の両都市で124万部。
読者の半分以上が60歳以上。

富山県ではもう毎日新聞は売られていない。
あまりに購読者が少ないので、撤退したのだ。
石川県でも、もう1000部程度で、風前の灯。
これを機会に撤退するのかもしれない。

「どうせ石川県の連中が読んだとしても、たかが1,000人。このうち表立って抗議する者が登場しても数人。といった、心理と思惑があったのではないかと疑いたくなる。」

その通りだと思う。
シルバー民主主義を助長しているのだ。

それはいいことだとは思えない。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

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