考えたこと2

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Cobol 2
Cobolというと、大昔のプログラミング言語。
1959年生まれというから、人間ならぼくより2つ下の64歳。
古いシステムが多い日本の企業の「2025年の崖」のメインだ。

IT関係の記事などをみると、いまだに金融機関などで使われているという。
いずれも、出来てから手直しを幾度となく経て、ソースコードはぐちゃぐちゃだという。
使い始めて20年以上経って、もう限界というのが「2025年の崖」だ。

Cobolを理解できる人が高齢化してどんどん辞めていく。
それを引き止めて、今はかろうじてメンテしているというのが実情らしい。

ぼくが入社した頃は、よく使われていた。
もう40年以上前の話。
それがいまだに現役とは恐れ入る。

経営者がどこかの時点でモダンな言語に切り替えよう、という判断をすればよかったのだろう。
ところが、日本の経営者はITには疎い。
どこの会社もシステム部というようなものがあるが、そこは肝心な仕事は外部に出す。
それらを受けているのが、SIerと言われるIT業者。
日本のIT業界はそういう構造になっている。

そういえば、もといた会社もそんな状況だった。
ITのことを知ってはいるが、専門的なことは外部に丸投げ。
90年代後半くらいから、少しは改善されたが、それは技術畑だけだった。

しかし、まだCobolのシステムが動いているとはビックリだ。
2019年には、使われている言語で2位だったとのこと。
新規はないが、残っている、ということだろう。
ネットで見ると、アップデートはされているようだが…。

若い人たちはCobolなどやりたくない。
滅びゆく言語だから、当然だろう。
それでも、以前は上司から言われれば、Cobolを覚え、古いシステムのメンテの仕事などもしていたらしいが、今はもうダメだ。
そんな仕事を話したら、転職されるのがオチ。

そうなると、古い技術者にやってもらうしかない。

そういう技術者がいなくなって、始めて本当のDXができるのかもしれない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |

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