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2023.11.13 Monday
LGBT政策
イギリスのスナク首相はリアリストだ。
先日、脱炭素の政策について、見直しを言っていたのも、リアリストとしての意見だろう。 彼がLGBTの政策について、意見表明したらしい。 概略は、 ・男性は男性、女性は女性である ・これを言わなければならないなんてクレイジーだ ・親が子供が学校で何を教えられているか知る事は当然 ・なりたい性別になれるというイジメに遭うべきでない ・男は男らしく、女は女らしく。それは単なる常識 ということだ。 もとはある親が、子供が学校で変な性教育を受けている、という訴えによるものだという。 背景として地方政府のLGBT法案推進に対して、それを抑止するという対立が深まっている、ということだ。 性の問題は宗教とも絡んでいて、そう簡単に個人の自由で決めていいなどとは言えない問題だと思う。 この記事によると、イギリスでは性自認について、意見の対立が激化しているとのこと。 「イギリスでは、「トランスジェンダーであると主張した性犯罪者が女子刑務所に収監され、女性の囚人をレイプ」「性別違和を訴える思春期女子が急増」「思春期抑制剤や性交差ホルモンの投与、外科手術など性別適合治療を受けた後で健康被害を訴えたり、元の性別に戻す事例が現れる」など、LGBT問題、特に「性自認」をめぐるトラブルや事件が注目を集めている。その結果、行き過ぎた人権運動に対して懸念する声も目立つようになった。以下の如く、地域ごとの対立に加え、政府与党内でも見解が分かれ、政権のリスク要因にもなっている。」 「ウェールズの労働党政府が「証明書なしでの性別変更を認める」「パスポート、免許証でノンバイナリー(身体的性に関係なく、自身の性自認・性表現に男女といった枠組みを当てはめようとしないセクシャリティ)の記載を認める」新たな行動計画を発表したが、2月8日、英国政府は特に女性と子供の安全問題を懸念し「女性の権利を踏みにじる」として、ウェールズ政府に実行に必要な権限を与えない方針を表明し、ウェールズ政府は英国政府と協議する意向を示している。」 こんなことになっているが、さすがコモンセンスの国であると思う。 ちゃんと「女性の権利」を認めて、安易な性自認に基づくトランス女性を認めないということを言っている。 日本とはえらい違いだ。 海外では殺し合いも起こっているこの問題。 日本は比較的寛容だが、それでも一部の過激な意見には賛同しかねる。 社会のコストも増大する。 スナク首相はえらい。 |
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