考えたこと2

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男たちの旅路
鶴田浩二といえば、東映のヤクザ映画というイメージだった。
どちらかというと、あまり好きではない部類の人だった。

就職してからだったから、1979年だったと思う。
新入社員の実習で、営業所に手伝いに行っている時に、そこの所長代理さんが、「男たちの旅路」というドラマをいたく気に入っているというのが、そのドラマの名前を聞いた最初だった。

その時は何とも思わなかったが、その後、再放送で、「男たちの旅路」を見たのが最初だった。

主人公が、鶴田浩二。
特攻隊の生き残りで、役柄はガードマンの指令補。
他に水谷豊、桃井かおり、柴俊夫、清水健太郎、岸本加世子など。

戦前の価値観と、戦後の価値観とのぶつかり合いを描いたドラマだった。
山田太一の脚本が素晴らしい。

その後、何度か全シリーズの再放送もあり、全部見た。

訥々と語る言葉の重さ、大人の分別、自分の過去を否定せず(当時は否定するのが風潮だったと思う)今が良いということに反発する強さ、本当にはまり役だった。

こんな役者は、もういなくなったと思う。

鶴田浩二といえば、吉岡指令補。

これは死ぬまで変わらない。


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