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2022.08.15 Monday
不幸のマスコミ
原爆の投下の式典も終わり、今日は終戦記念日。
こないだは朝のニュースで、御巣鷹山の日航機の事故の命日のイベントのニュースをやっていた。 あれからもう何十年か経つ。 遺族の人々や日航は毎年やっているのだろうが、それをわざわざニュースで知らせないといけないのだろうか。 TBSのニュースでは、原爆投下から77年経って、「いかに放射能が人間の身体を食いつぶすか」ということで、原爆投下から77年でがんを発症し。亡くなった人のニュースを流していたとのこと。 ツイッターで知ったが、亡くなったのが94歳。 それは原爆投下が原因なんだろうか。 94歳なら、もう寿命ではなかったのか。 東北や関西の震災、最近あった豪雨、こないだの知床の観光船の沈没など、そのうち毎日何かの天災や事故の「記念日」をニュースでやるようになるのではないか。 前にもちょっと書いたが、今のマスコミはそういうビジネスになっている。 コロナの対応もそういう図式で見れば、当然のことをしたまでだ。 既存のマスコミの主なユーザーは高齢者。 高齢者はこれから先の希望というより、不安の方に敏感なのだろう。 最近は何でも「安心、安全」というが、この安心が曲者。 安心には限りがない。 ここまでは安全、というのは科学的に決まるが、それを認めない人がたくさんいる。 それでは「安心」できない、という。 そういう人たちのおかげで、社会のコストがどれだけ余分にかかっているか、わかっているのだろうか。 原発の処理水など、いまだに不安を煽っている。 国連の科学委が問題ないと言っているのに、そんなことは一切報道しない。 こんなに偏った報道はあり得ない。 それだけ、不安を煽りたい。 まさに、そこを商売にしだしたのが、既存のマスコミだ。 前にも書いたが、戦後70年も経って「語り部」がどんどんいなくなり、高齢者から聞いて新たな「語り部」を養成しているなどというのもある。 ことさらに、それをニュースにしているのだ。 体験は風化していいのだと思う。 それをちゃんと教訓にしていけばいいのだ。 なんだか毎日暗いニュースばかり。 こういうことを続けていると、マスコミのせいで世間が暗くなる。 でも、既存のマスコミはそんなことは言っていられない。 とりあえず、今の客が問題なのだ。 これが高齢化の一番の問題だと思う。 |
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