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2022.02.15 Tuesday
カスハラ対策
最近は何でも「ハラスメント」をつけて、〜ハラという言葉になる。
モンスターな客からのハラスメントはカスタマーハラスメントというらしい。 それを略して「カスハラ」になる。 以前コンビニでそういう客が問題になった。 コンビニは中高年にはしんどい場面がある。 扱うものが、現金のみならずカードや電子マネーになったり、宅急便の受け取りや公共料金等の払込もできるようになったり、コピーができたり、ATMもある。 多機能になって、できることが増えた分、客の知識も必要になったということだ。 いつもコンビニで10時過ぎに昼ごはんを買うのだが、この時間はお年寄りも多い。 現金払いの高齢者はただでさえやることが遅いのに、レジでの支払いに時間がかかる。 レジが変わって、現金払いというボタンをタッチして、硬貨とお札を別々に入れないといけない。 それになかなか対応できない。 待っている人もイライラするが、当の高齢者もイライラしている。 こないだ、コロナ禍の始めの頃にマスク不足で怒る高齢者のことを書いたが、結局、そういう高齢者が増えていく。 もちろん、高齢者以外でもそういう人はいるのだが、こういうのがカスタマーハラスメントになる。 このカスハラの対策記事があった。 要は、コンビニのスタッフが「外国人の名札」をつけるだけだ。 ハラスメントをするような人は、相手を見てやっている、ということがよくわかる。 外国人だと思えば、少々のことは我慢するのだ。 そう思うと、余計にハラスメントをする人の心性が情けない。 日本の「おもてなし」は、世界に誇るべき文化なのかもしれないが、それが通じると思うからハラスメントになる面もある。 「以心伝心」のことわざは、弊害にもなるのだ。 コロナでも明らかになった「同調圧力」も、相手が日本人だからという面もあるのだろう。 これが外国人だったら、圧力はかけないかもしれない。 ひょっとしたら、そういうメンタリティがわかっているから、マスコミは海外のニュースをシャットアウトするのかもしれないぞ。 同調圧力を煽りたいのだ。 |
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