考えたこと2

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宇宙戦艦ヤマト2202
2週間かけて宇宙戦艦ヤマトの2202版を見た。
今回は滅びの美学。

結局は地球は救われるのだが、長いストーリーの中で何度も旧日本海軍を模したセンチメンタルな場面の連続だ。
これでもか、これでもかとそういう場面が続く。
このアニメでは宇宙は海なのだ。
よく考えたら、歴代のヤマトの艦長が沖田、土方という新選組からとった名前なのも、滅びの美学を表している。

今回は今まで宿敵だったガミラスと地球は同盟を結んでいる。
新たな敵は人工生命であるヒューマノイドの帝国。
ガトランティスという。

地球軍の最新鋭の戦艦はAIが動かしており、人間はほとんどいない。
AIは負ける戦いはすぐに退却する。
地球人類が生き延びることが目標。
そういう合理的な戦局判断をする。

しかし、人間は感情の生き物だし、結局はAIには従わない。
いかにも日本人という感じ。
そうやって、味方は一人も死なないという作戦を感情に任せて立て、結局はたくさんの人を死なせたのが戦時中の日本軍。

コロナの対応を見ていても、ゼロコロナとか言っていて、結局は思考形態は同じだ。
科学が嫌いなのだろう。

「引き金をひかない」という選択は、実際の戦争中にはないだろう。
ドラマの中だからできる。
そういうセンチメンタルさが昭和の人たちには受けるのだと思う。

しかし、コロナ禍の中でこれを見ると、ちょっと辟易としてしまう。
平時に見たら、それなりにいいところもあるのだろうが…。

このアニメ、いつまで続けるのだろう。
ホームページを見ると、2202のあと2205も前編は作られているようだ。

コアなファンがいるのだろう。
こういうセンチメンタルさは日本人の琴線に触れる。

しかし、どう見ても戦争賛美のアニメなのに、世にいうリベラルな人たちから、クレームはつかないのだろうか。

でも、また2205を見るんだろうなあ。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:53 | comments(0) | trackbacks(0) |

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