考えたこと2

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Amのソシレ
Amはギターのコードで、エーマイナーと読む。
Aはラの音を表すから、ラの音を基にしたコードだ。
小文字のmはマイナーという意味で、マイナーというのは3度の音が全音と半音だけ離れているということ。
これを短3度という。

基音に3度、5度の音を積んで和音が構成されるのだが、3度が短3度になっているのがマイナーコードということになる。
ちなみに、メジャーコードは「A」と書いて、普通にエーと読む。
Aのコードの3度は全音2つ分離れていて、長3度だ。

前置きが長くなったが、Amという普通の3つの和音のマイナーコードに7度の音を足すとAm7になる。
これはエーマイナーセブンと読む。

普通のポップスに出てくるコードは、この7度の音を加えたAm7のような7thコード(セブンスコード)までだ。
しかし、ジャズになると7thの上の9thとか11thなどが出てくる。
Amでいうと、ラドミの上のソシレが7th、9th、11thの音。
つまり、Amにソシレの音を加えて弾くと、俗にいうテンションコードになる。
特に9th、11thは緊張感の高い音で、使いようによってはすごくいい感じになる。
前回のレッスンで先生に聞いて、なるほどと思った。

ということは、そういう音をアドリブで使うといい感じで弾けるということにもなる。
Amの時にソシレを弾くということだ。

ところが、ソシレはソを基音にした時のGというメジャーコードになる。
つまり、Amが鳴っているときには、Gのコードの音を弾いてもいいということだ。
ここらがややこしいところ。
あるコードの基本構成音がそのまま他のコードのテンションになっている。

これに気がつくと、Amの時にはGのコードの形を追いかけてもいいことになる。
これはギターの「形が音を表す」というメリットでもある。
もちろん、ソシレというテンションが曲に合うかどうかは場合による。

こういうふうにして、アドリブの引き出しを増やしていく。

道はまだまだ遠い。




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