考えたこと2

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生涯学習
ぼくの大学時代は本当に落研と下宿の友達の日々だった。
申し訳ないが、本当に勉強はしていない。
今でこそ学生の就職支援の仕事をしているが、エラそうなことは言えない。
自分のことは棚に上げて言っている。

落語とダベリがほとんどだった。
だからこれ以上こんな事をしていてはいけないと思って、4年で出た。
卒業前に、就職が決まったからぜひ卒業させてほしいと頼んだことを覚えている。
教授も「おっても、しゃーないわなあ」と言って、卒業させてくれたのは温情だった。

その代わり、就職してからは勉強した。
計測のプログラミング、製図、タイヤの工学、SQL、初級シスアド、英検準1級。
業務に必要だったのもあるが、趣味と実益を兼ねたものもある。

ギターの音楽理論を理解するのに、騒音の計測のリクツが役に立った。
波形をどう動かすかという理論が、エフェクターが何をやっているかの理解に役に立った。
これはお金にはならなかった。

パソコンと英語は仕事でやらないといけなかったが、せっかくやったから資格をとった。
なにかの時に役に立つと思ったからだ。
残念ながら、そういうチャンスはなかった。

でも、知識を増やすのはいいことだ。
人生が豊かになる。

結局大学での4年間はその後の仕事のきっかけになっただけだ。
そういうものだと思う。

本も読んだ。
ほとんどが文庫だが、小説を楽しむだけでなく、新書や評論など読んだ。
学校法人に変わってからは、大学関係、キャリア関係、心理関係の本をだいぶ読んだ。
最近は目が悪くなって、読まなくなったが、文系の学問は習わなくてもある程度はできると思う。

渡部昇一、山本七平、岸田秀などは30代、40代あたりでだいぶ読んだ。
勝手にぼくの先生だと思っている。

大学は対象を18歳だけでなく、社会人の学び直しなどと言っているが、それもきっかけを与えるためだけだろう。

生涯学習のきっかけを与えることこそ、大学の役割だと思う。




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