考えたこと2

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世界のデーター量
ぼくは、グーグルのネットの仕組みを使っている。
検索だけではなく、ドライブやカレンダー、メールなどを全てグーグルに依存しているということだ。
何と言っても、無料だし、便利だからだ。

グーグルの使用許諾を全部読んで使っているわけではない。
グーグルについて書いてあるサイトによると、メールの内容からドライブに置いたファイルの内容まで、グーグルに解析する権利があるという内容になっている。

だから、個人にマッチングした広告が出せるというわけで、だから無料で使える、ということになる。
Gメールに送付したメールも解析されるので、Gメールで送信されたメールを拒否する会社もあるという。
そういうリスクは一応理解している。

結局、グーグルのサービスを便利に使おうと思ったら、何かを差し出さなくてはならない。
それが、個人情報だ、ということだ。
それとバーターでグーグルのサービスを利用している、ということだ。

でも、グーグルだけではない。
マイクロソフトもアップルもフェイスブックも似たようなものだ。
広告で収益を得ようとすると、そうするしかない。
無料で使う代償だ。

しかし、一方でグーグルは勝手にユーザーのデーターを公開したりしないし、プロモーションやサービス向上のためだけに使うとも言っている。
長いものには巻かれないと仕方がないのだ。

ぼくはグーグルの創業者が言った「邪悪になるな」という言葉を信用している。
他の会社よりもグーグルの方がましだと思う。
グーグルのサーバーは他のどこよりも安全だと思っている。

いずれにせよ、インターネットを利用する限り、外部に依存せざるを得ない。
そうしないとメール1つ送れなくなる。
だからと言って、Faxに戻ることはもうできないだろう。
そんなわけで、インターネット上のデーターの量はどんどん増えている。

今、全世界で生成されるデーターの量はどれくらいあるのかと思う。
そういう講演会があって、その案内によると…

「全世界で生成されるデータ量は年率40%もの勢いで急増しており、米EMCとIDC共同調査によると、2020年には2015年の約6倍、44ゼタバイトに達すると言う。
ゼタバイトは1000エクサバイト、あるいは100万ペタバイトだ。爆発的なデータ増加という課題を解決するには、大容量長期ストレージを効率的に管理するため、ディスク、フラッシュ、テープといった様々なストレージから、適切なストレージソリューションを導入する必要がある。」

と書いてあった。

今は個人でも写真や動画のデーターを扱うとテラバイトの単位で使う人もいる。
ギガの上のテラだ。
テラの上がペタ、その上がエクサ、その上がゼタということになる。
つまり、1ゼタバイトは1000エクサバイトで、百万ペタバイトで、10億テラバイトということになる。
44ゼタバイトは440億テラバイトだ。
つまり、44の後に「0」が21個並ぶ数。

今市販のハードディスクの容量で大きいものが4テラバイトくらい。
それを2億5000万個合わせたくらいの容量が2020年に世界で流通するということ。
想像を絶する。

90年代、インターネットの勃興期にそんなことになる、と想像した人などいなかっただろう。
2020年代、IoTというように全てのものがインターネットにつながり、AIという頭脳をインターネットを介して持つようになるとき、どんなデーター量がやり取りされるんだろうか。

ぼくは、そういう時代に老年期を迎える。
きっと激動の社会になると思う。

それはラッキーなのか、それともアンラッキーなのか、それすらわからない。

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