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2017.12.08 Friday
インティファーダ
インティファーダというのは、「イスラエルの占領地においてパレスチナ住民により組織的に展開された占領支配に抵抗する運動」のこと。
トランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と認めたことによって、また新しい火ダネが増えた。 パレスチナではインティファーダを呼びかけているという。 イスラムのテロを防ぎたいのなら、エルサレムを首都と認めてはいけない、と思う。 イギリスを含む、ヨーロッパの主だった国々が反対しているのも当然だろう。 アメリカはイスラムと海を隔てているし、トランプ大統領の資金源などの関係もあるから、決定をしたのかもしれない。 でも、国として決定したということだから、簡単には覆らないだろう。 何といっても、両方の宗教の聖地なのだから、もめるわなあ。 ヨーロッパの国々にとっては、「なんちゅうこと、してくれるネン」ということだ。 イスラエルとパレスチナの問題は、もともとイスラム教とユダヤ教のもめ事であり、ヨーロッパの国々は何とか穏便な解決を望んでいたはず。 だから、どちらの主張も聞いて、どちらかに与することはしなかった。 歴代のアメリカの大統領も、国内ではユダヤの人たちの影響はあるものの、明確な判断は避けていた。 大多数のアメリカの国民にとっては、どうでもいいことだと思うが、だからこそトランプ大統領の決断は拙速だろう。 よほど、彼の国内の政治基盤が苦しくなってきたのだろうか。 共和党の主流派とは仲が悪いらしい。 それでも、まだまだ人気がある。 彼はぼちぼち2期目の心配を始めたのだろうか。 だいぶ追い詰められているんだろうか。 アメリカの歴代大統領が触れなかった問題に決着をつけた。 これが正しい選択だったかどうか…。 素人のぼくでも心配になる。 これでまたアメリカでイスラムのテロが増えなければいいのだが…。 |
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