考えたこと2

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おかしな世の中
銀行業界が大幅に人や仕事を減らすという。
みずほ銀行は1万9千人の人員削減。
三菱UFJと三井住友が9500人、4500人の業務量削減とのこと。

みずほはダイレクトに人員削減と言っているが、三菱UFJも三井住友も業務量を削減して、人員も減らしたいのだろう。
要はメガバンク関連で3万人の雇用が失われる、ということだ。

地銀、信金、信組は言うに及ばない。
いずこも経営統合などの話がありそうだ。
金融庁は多すぎるというメッセージを出しているし、潰れざるを得ないのだろう。
もちろん、まだまだ実際に潰れてはいないが…。

国内は低成長で、利益が出ないから海外にシフトするとか、フィンテックに押されて合理化をせざるを得ないとか、そもそもお金が無国籍になって手数料が要らなくなるとか、いろんなことが言われている。
そのどれもがある程度は当たっている。

日本は日銀がマイナス金利までして、市場にお金をばらまきまくっても、インフレにならない。
国内に投資するところがないからだ。
見つけることができないということもある。

国内企業も余ったお金を海外に回す。
工場を作ったり、用地買収をしたりするのは海外だ。

国内の市場は人口減少で縮小する。
おまけに財政はやばい状態だから、先を不安視して国民がお金を使わない。
貯蓄に走っているのだ。

年金や医療の体制が、これから先どんどん苦しくなることを政治家はだれも言わない。
2025年に団塊の世代が後期高齢者になったら、急激に医療費は増加する。
それがわかっているのに、野党すら何も言わない。
まだ自民党の方がましだ。

お金は経済の血液だというが、それが回っていないのだ。
だから、成長率も低い。
GDPの600兆円など、どうやって達成するのか。

規制を緩和して、新しい産業を起こしやすくするような手を打つしかないと思う。
経済が上向けば、いろんなことがいい方向に向かう。

そう思うのは、高度成長を経てきたぼくらの悪い癖なんだろうか。

それとも、一歩下がって、現実を直視することか。
マスコミも、あと7,8年で財政が大変になることはわかっているのに、なぜ言わないんだろう。

戦後のシステムが劣化しているのだ。

もう一度スクラップ&ビルドしないといけないと思う。

残された時間はそんなにないと思う。

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