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2017.07.06 Thursday
天下り文科省
「封印される天下り報道 陰で文科省と大手マスコミが…」という記事を見た。
この城繁之という人、いつもいいことを言っている。 この記事によると、千葉県の国際医療福祉大という学校には、6人の高級官僚が学長、理事というポストに天下っていて、文科省の大のお得意様だという。 そういう大学なら、2015年の11月に公募開始で2017年春にスピード開校できたということだ。 どう考えてもポストと引き換えに、開校できたというほかない。 今問題になっている加計学園は、天下りポストを用意しなかったから、7年もほっておかれたのではないか、と書かれている。 さらに、国際医療福祉大には元・朝日新聞論説委員、前・朝日新聞社社長、元・読売新聞 医療情報部長、元・読売新聞 社会保障部長、元・日本経済新聞論説委員などが、大手マスコミから天下りしている。 結局、文科省と大手のマスコミからたくさんの天下りを受け入れたから、スムースに認可され、マスコミからも何も言われない、ということになる。 記事の中にはこうある。 「一体、定年近くまで記事を書いていた人間が医療系の大学で何を教えるというのか。一人ならまだしも、有力紙ごとに何人も集める必要があるのか。低賃金・不安定雇用に苦しむポスドクをしり目に自社幹部を教授ポストに送り込む新聞に、紙面で偉そうに貧困問題を論ずる資格はあるのか。というか、前出の面々の中に博士号を実際に取得した人間はどれだけいるのか。 さらに付け加えるなら、これらは対外的に公表される教授ポストなので、氷山の一角の可能性がある。たとえば事務方の事務局長やら総務部長やらに、この数倍のマスコミOBがいてもおかしくはない。 はっきり言って、筆者は人間の命を直接やり取りする医学部が、複数の天下りポストと引き換えに、80億円にのぼる自治体の補助金付きで開校されている事実のほうが、加計学園の一件よりはるかに問題だと感じている。」 まさに言われる通り。 産経と毎日は力がないから、受け入れの対象になっていないらしい。 城さんの言うとおり、産経と毎日は記事にするべきだと思う。 こんな状態だから、教育関係がおしなべて問題なのだ。 文部科学省という役所、一度潰した方がいいのではないか。 もちろん、文科省だけ、ということではないが…。 |
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