考えたこと2

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最近の結婚式
June Brideという言葉がある。
6月の花嫁。

日本では6月は梅雨の季節であまりいい季節ではないが、西洋では6月の花嫁は幸福になるという。

だからかどうかは知らないが、こないだの日曜日は、職場の後輩の結婚式だった。
最近の結婚式は、仲人を立てない。
昔なら、仲人がやっていた新郎新婦の略歴は司会が話す。
そして、最初の挨拶は本人たちがやる。
マイクを持って、新郎新婦席で直接話す。
2人で並んで座る。
そして、主賓の挨拶、乾杯の発声、と続き、宴会となる。

服装も、男性は礼服が少ない。
普通のスーツであったり、もう少しカジュアルな服装であったりする。

形式ばっておらず、純粋に楽しもうとしているようで、ぼくらは少し面食らう。
でも、その無邪気さがよいのだろう。

友達が出てきて、みんなでどこかのグループの振りつけをして踊り、そして最後に一人ずつ話す。
こういうパターンは昔からおなじみ。

芸達者な人たちが、歌を歌ったりする。

これはこれでいいと思う。

しかし、しかしである。
ぼくらの頃の披露宴は、もう少し儀礼的だった。
それがいいとは言わない。
フランクにやるのはいいことだ。
でも、ぼくらの頃の披露宴は、少し荘厳さがあった。
最初はもっと重いのだ。

そういう重さもあっていいのではないか。

昭和40年代の講演会のCDを聞くと、「姿勢を正して、起立、礼」という司会者の言葉が入っている。

ふーん、そんな時代もあったのかと思う。

世の中がだんだん軽くなっていく。

何が悪いとは言わないが、何となく寂しいような気がするなあ。


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