考えたこと2

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方向音痴
方向音痴である。
道が覚えられない。
ちょっと曲がりくねった道を行くと、どっちに向かっているのかわからなくなる。
間違って戻る時には、同じ道を戻らないと、戻れなくなる・・・。

どこでも、一度行ったら、すぐに覚えられる人がいるが、信じられない。
ホテルの部屋などでも、エレベーターを降りると、たいがい遠回りの方に行って、ぐるっと一周回ったりする。

これくらいひどいと、実際に困る事がある。

就職して、販売の実習をやったときに、営業所に行った時のことだ。
何度か、営業所の人と一緒に行った得意先に、一人で行くことになった。
一人で運転して、行くのは行けたのだが、帰り道を間違えて、営業所に戻れなくなった。
当然帰りつく時間に帰ってないし、昼休みにもなるし、仕方なく車を止めて営業所に公衆電話をかけた。(25年ほど前であり、携帯など無い)

「どこにいるねん?」と聞かれても、「さあ?」としか言えず、「何か目印になる建物が見えるか?」と聞かれて・・・何を言ったのか、覚えていない。
結局、公衆電話をかけた店の人に道を聞いて、何とか戻ったおぼえがある。

自分で自信がないから、配達のたびにメモ帳に地図を描いてはいたのだが、それでも迷う。

結局、僕にとっては道を覚える一番いい方法は、言葉で書くことだった。
「・・に出て、二つめの信号を右に曲がり、しばらくまっすぐ。右手にガソリンスタンドが見えたらそこを左折・・」という風に言葉で書くと、覚えられる。
帰りは、右と左を読みかえればいいのだ。

それから、行き方をメモする時には、地図など描かず、字を書くことにした。
これなら、まだましだ。こういうのを生活の知恵というんだろう。
どこか遠いところに行く時には、事前に文章にしておくことが必要だ。

右の脳はパターン認識・感性の領域であり、景色や地図を覚える能力は右脳。左の脳は言葉やリクツの領域であり、字を覚えるのは左脳だという。
どうも、右脳がかなり弱いんだと思う。

昔やった知能テストでも、図形はダメだった。大きな三角形の中に線がたくさん引いてあって、この中に三角形はいくつあるでしょう?というようなヤツだ。
それに反して、同義語とか反対語とかは得意だった。
・・・そういえば、美術もダメだったなあ。音楽は得意だったが・・。

方向音痴の人、地図を描かずに、言葉で書きましょう!

蛇足になるが、僕のような人種にとっては、「カーナビ」というのは神さまの贈り物みたいなものだ。
カーナビを作った人たちにも感謝!

| | 考えたこと | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |