考えたこと2

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どうしてくれる?
気に入った音楽は、中学の頃からカセットに入れていた。カレッジポップスやカントリー、昔のフォークソングなど、まだ持っている。
その後、ドーナツ盤のレコードも買ったし、30cmのLPレコードもたくさんある。
さらに、テレビでやっていた落語や漫才を8mmビデオに入れて持っている。

何だかわかります?カセット、レコード、8mmビデオ・・どれもこれからなくなっていくものですよね。

かろうじて、カセットデッキはまだあるが、レコードプレーヤーは大きな店に行かないと売っていないし、レコード針もなかなか手に入らない。8mmビデオはもうデッキを売っていない。

特に8mmビデオはずっと愛用していたデッキが2年ほど前に壊れ、電気店に持っていったら、発売後15年以上経ったので、修理不可とのこと。
あわてて、オークションで1台8mmビデオデッキを買った。新品がないから、中古を買うしかない。買わないと、百時間以上ある落語や漫才を見ることはできなくなる。

VHSだって、今はまだまだあるが、どんどんDVDに切り替わっている。

以前、光ディスクなるものに文書を入れていたが、もうその方式の記録ディスク装置がなくなるので、変換が必要・・と言われ、全部データーをCD-ROMに入れ換えたこともある。

まだある。ウォークマンといえば、カセットだったが、ちょっと前にはMDになり、今はiPodなどというメモリーになろうとしている。

時代の進歩、技術の進歩という事なのだろうが、あまりにも早すぎるのではないですか。

記録メディアが変わるたびに、そのメディアにしか入ってなかったような音楽などがなくなっていく。
売れているアーティストの音楽は、LPレコード時代のものも、CDになっているが、メジャーではない人のレコードは、CDにはならない。

音楽も、演芸も、文化の一つだろう。
記録メディアの技術の進歩はいいけど、たいそうな言い方になるが、そのたびに文化が欠けていくような気がする。

大好きな曲で、芦屋のシーサイドを歌った女性シンガーのLPがあった。
レコードが今手許にないので、正しい曲名も、誰が歌っていたかも忘れたが、時々無性に聴きたくなる。
この人はレコード1枚出して、その後は何もなかったので、あの曲は僕の持っているLP(当時何枚売れたか知らないが・・)でしか聴けないのだ・・・。

それが文化とまでは言わないが、もうちょっと何とかならないものか。
家電メーカーが儲けるためにやってるような気になってくる。

困っている人、いるでしょう。

あの、芦屋のシーサイドを歌った曲が聴きたい・・・。
いい歌だったんですけどね・・・メロディもわすれてしまった・・・。
こんど、LPを持ってこよう!

| | 考えたこと | 01:11 | comments(7) | trackbacks(0) |