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2025.03.15 Saturday
天地明察
2012年の作品。
2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を映画化した。 岡田准一と宮崎あおいがヒーローとヒロイン。 この頃の宮崎あおいは妖艶さがある。 正しい和暦を作った安井算哲の物語。 日本の有名な算術家、関孝和も出てくる。 映画の最後に、フィクションも混じっているというキャプションが出たから、どこまで実話かはわからないが…。 今回見たのは2回目。 前にも一度見たことがあった。 途中で気付いた。 題名やストーリーを忘れていたくらいだから、一度目に見たときはそんなに感動しなかったのだろう。 でも、今回見て、ちょっとランクが上がった。 それまで中国の暦を使っていたが、それだと日食の日が狂う。 場所が違うからだ。 それを補正して、日本独自の暦を作ったのが安井算哲。 エラい人だ。 その苦労を描いている。 今から13年前。 時代劇のエキストラの数も多いし、まだ今よりは映画界も豊かだったんだとわかる。 貧しくなると、なかなか時代劇映画は作れなくなるが、まだまだ頑張ってほしいものだ。 |
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