考えたこと2

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AIが作ったタンパク質
AIが5億年の生命の進化をシミュレーションし、新たな発光タンパク質を創出したという記事を見た。

生成AIは何でも生成する。
文章だけでなく、静止画、動画、音楽、何でもござれだ。
タンパク質を生成するAIモデルというのがあるらしい。
ESM3というモデル。

ニューヨーク州の「EvolutionaryScale社」の研究チームが開発した。
ESM3は膨大なタンパク質のデータで学習している。

5億年分の進化をシミュレーションしたという。

タンパク質は生命の基礎になるものであり、いろんな役に立つ。
本来、生物の進化というのは、ランダムなもので目的などない。
そのなかで、偶然優位なものができれば、それが生き残るということだ。

50億年は非常に長い時間だが、それをAIが辿って、使い物になるタンパク質を作り出した。

なんだかよくわからないが、すごいことなのだろう。
もともと、生成AIには意味などわからない。
進化にも意味などないから、同じことなのだ。

まだモノクロのアニメの時代に、エイトマンというのがあった。
平井和正の原作で、最終回はよく覚えている。

新人類というのが出てきて、彼らの持つ超能力と戦うというストーリーだった。
新人類は人類の進化したものだ。
結局は、新人類が人類に警告して、異空間に移動して去ってしまうというエンディングだった。

そんな新人類がいつか作られるのかもしれないと思った。

50億年をあっという間にシミュレーションするのなら、100億年、200億年先の未来もシミュレーションできるだろうし、新しいタンパク質から新しい生命も作ることができるかもしれない。

あの頃のSFアニメはけっこうダークな終わりが多かった。
アトムは人類を救うために太陽に突っ込んでいったし、サイボーグ009は流れ星になった。
世界が冷戦状態だったのもあったかもしれない。

ぼくの息子たちの世代は、そういうアニメはなく勧善懲悪になってしまったので、彼らはあまりAIが人間より賢くなって大変なことになる、というような刷り込みはされていない。

AIの物語がハッピーエンドになればいいと思うが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

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