考えたこと2

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名詞+する?
日本語では「名詞+する」でサ変動詞になる。
「徹夜する」とか、「勤務する」とか、名詞に「する」をつけるとそういう動詞になるということだ。

ベトナムの留学生とこないだ話していたら、日本語の授業で作文を直されたとのこと。
聞くと「夢中すればするほど」というのを、「夢中になればなるほど」と赤を入れられたらしい。
学生が言うには「夢中」は名詞だから、それに「する」をつけてサ変動詞になるのではないのか?ということだ。

確かに「夢中すればするほど」というのはオカシイ。
やはり「夢中になればなるほど」という表現が正しいのだ。
でも、「夢中」は名詞で、なぜ「する」がつけられないのか、ということだ。

ネットで調べると、サ変動詞になる名詞は何らかの動作の意味を持っているもの、と書いてあった。
「徹夜する」「勤務する」というが、たしかに徹夜は夜を徹する、という意味で、勤務は務めるという意味。
どちらも動作を伴っている。

ところが「夢中」は「夢の中」だから、動作を伴っておらず、状態を表している。
だから、「夢中する」とは言わないのだろう。
同じように静寂するとも言わないし、真面目するとも言わない。
日本語ネイティブからすれば、当たり前のことだが、なぜ「夢中」には「する」がつけられないのか、と聞かれたらすぐには答えられない。

やはり、日本語は難しい。


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