![]() |
2024.11.29 Friday
教師になりたくない理由
エックスでこんなツイートが流れてきた。
「小6男子に「消しゴムがない」と言われたので「先生のを貸すから明日返してね」と渡したがそのまま持って帰り、家でなくしたので「人の物をなくしたらダメだよ」と指導 すると親から「子どもがなくした消しゴムを探すのが教師の役目だろ」と教育委員会に訴えられて調書の作成を命じられた」 「以前、学校給食の時に子どもたちの「頂きます」を廃止した学校がありました。理由はPTAから「親が給食費を払っているのに、何で学校に「頂きます」を言わせるのか!!!」というあまりに愚かなクレームに学校側が屈服させられたそうな。」 本当か嘘かわからないが、いかにも本当らしいと思わせる。 ここしばらく、教職を目指していて、実習を終えた学生が相談に来る。 教育実習に行って、教員の道はやめたい、という相談だ。 今は3回生で実習に行く人もいるから、そういう相談に来る。 「なんで?」と聞いたら、やはり職場がしんどそうだとか、自分には合っていないということ。 その裏に、こういうこともあるのだろう。 正しいことをして、親からクレーム。 モンスターペアレントの部類だろう。 最初の件は、ツイートした先生に調書を書かせ、その上で当該の親ともう一度話をしようと思っているのなら、まだマシだ。 しかし、そうではないから、ツイートしたのだろう。 面談で相談した学生も、いきなり先生になるのは…、という。 一旦、社会に出て、民間で働いてから、教職の道に入るほうがいい、という人もいる。 そういうことなのだろう。 やはり、社会のことを知って、子どもを教えるという人が増えるべきだ。 そういう先生なら、社会常識もあるし、教育業界を変えていけると思う。 |
![]() |