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2024.11.11 Monday
不登校問題
去年の文科省の調査によると、不登校の小中学生が29万9000人になって、10年連続増加し、過去最高を更新したとのこと。
イジメの件数も68万超で、過去最高。 自殺した子供は小学生19人、中学生123人、高校生411人だった。 なぜこんな状態が続くのだろうか。 少子化対策と言っているが、不登校の経験は、長じて子供は要らないという気持ちにつながると思う。 別に学校に行かないという選択が悪いというわけではない。 世の中で生きていく最低限の知識がつけば、それでもいいとは思う。 ただ生きていくうえで、どこかのコミュニテイに所属しているということはとても大事だ。 それをわかるために、子供にとって学校に行くということは大事なんだろうと思う。 文科省はこの問題に関しては無能だ。 何をやっても効果がない。 学校の教員組織もほぼ無能だろう。 有能なら不登校が増え続けるわけがない。 子どもの総数は減っているのだから。 いろんなNPOがあるが、それも本当に効果があるものはどれほどあるのだろうか。 金目当てでやっているようなNPOも多いという。 こないだ書いた男女共同参画事業みたいなものだ。 もちろん、親にも問題はあるのだろう。 でも、第一義的に問題なのはやっぱり学校だと思う。 対策が効果がなく、不登校が増え続けるのは学校という組織の体制を全く変えないことが原因だろうと思う。 小学校は悲惨だ。 プログラミングは教えるわ、英語は教えるわ、やれ生活科だの、ゆとりだの、やっぱりゆとりはやめるだの、無駄なことばかりやっていると思う。 基本的に、教職課程を変えないと教員の質は変わらない。 プログラミングや英語を取り入れたらいいのだ。 今は教員のなり手が足りないから、どんどん質は落ちている。 なぜ社会人教員を増やさないのか。 学校というギルドを守ろうとしているからだろう。 よそ者は嫌われる。 まずはこれを変えるべきだ。 2割、3割を社会人で採用すればいい。 結局人を変えないと、よくならない。 それは当然だと思うのだが…。 |
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