考えたこと2

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空冷か水冷か
空冷か、水冷かというのはクルマのエンジンのことではない。
これはすでに決着がついた。
現代のエンジンはほぼ水冷だ。

ぼくが小さい頃、近所にフォルクスワーゲンを持っている家があった。
当時は会社がまだまだ珍しかった頃だ。

黒のワーゲンで、いつもその家のおじさんがガレージの前に出して、手入れをしていた。
クルマなど興味のなかった父が、珍しくあの車は空冷のエンジンだから、水が要らないのだ、と言っていた。
あれは、ドイツ車への誉め言葉だった。
軍隊の学校に行っていた父は、ドイツびいきだったのだろう。

前置きが長くなったが、今の水冷、空冷の議論はコンピューターを冷やす方法のことだ。
今話題のデーターセンターというものは、コンピューターがたくさん置いてあり、それが発熱するので、冷やすのが大変だという。
そのおかげで、電力の将来の需要予測は4割増えた。

以前、日本のメーカーがファンの音がしない、水冷の冷却システムをつけたデスクトップマシンを作ったが、あまり売れなかった。
今でもコンピューターにつけた冷却ファンが主流だ。

しかし、冷却ファンがついていても、雰囲気温度が上がれば冷却効率は下がる。
だから、一般的なサーバー室は気温は真夏でも10℃台だ。

特に生成AIは、常にCPUを回して熱を発しているから、通常のインターネット通信を行っているものよりも発熱が大きい。
だから、冷却効率をさらに上げないとだめなのだ。

グーグルやマイクロソフトが、どこにデーターセンターを置いているのかわからないが、きっと寒いところが多いのだろう。
冷却効率が上がるからだ。

これから、CPUの冷却効率を上げるために、水に限らず液体による冷却が増えてくると思う。
すでに、そういうものがあるのかもしれないが…。

クルマのラジエーターの会社など、大きさは違うが、冷却技術を使ってメリットを出せれば、儲かるだろう。

もうすでにやっているかもしれない。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |

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