考えたこと2

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巨大地震注意報
今日終了した「巨大地震注意報」。
宮崎で地震があり、南海トラフ大地震が起きる前触れかもしれない、ということだそうだ。

気象庁は、地震への備えの再確認の意味で出したとのこと。
TBSのニュースステーションで、南海トラフ地震の専門家は、1週間で起きる確率は0.5%と言っている。
0.5%というと、5/1000だから、まず起こらないというのが常識だと思うが、テレビのテロップでは「いつ起きても不思議はないところで、確率がさらに高くなった」という。

地震の専門家にとっては、そういうことなのかもしれないが、気象庁は「普通に過ごせばいい」と言っている。
TBSがどんな意図でわざわざ放送したのかは知らないが、みんなが心配だと思ったおかげで、一部で買い占めが起こったり、海水浴場が閉鎖になったり、ホテルの予約が取り消されたりしている。
なんだかなあ、と思う。

年に一度の休暇を楽しみにしていた人もいるだろう。
書き入れ時だと思って、準備した人もいるだろう。

そもそも、地震の予知はムリだと地震学者のほとんどが認めているはず。
今まで起こった地震も、予知などできていない。
地震周期説は、国際的なコミュニティーで否定された。
そんな状態で、いまなぜ「巨大地震注意報」なのだろう。

阪神大震災のあと、地下に断層があるらしいということを知った。
そんなの聞き始めだった。
地震のあと、余震があるのはわかる。
ずれたあとの修正なのだろう。

しかし、宮崎で地震があったからといって、他の地域で大地震が起きるなんて、予測できるわけがないと思う。

日本人は自分で考えない。
周りを見て、周りがするようにする。

コロナのときのマスクと一緒だ。
同調圧力があるんだろう。
だから、TBSのようなマスコミが「大地震が起こるかもしれない」というと、旅行をやめようとか、非常時の買い物をしておこうとかいう人が周りにいたら、同調する。

そんなふうにして、騒ぎが大きくなる。

生きているだけで、リスクはある。
それを心配しだしたら、きりがない。
それを杞憂という。

それが現実だと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

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