考えたこと2

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蜻蛉
昔の2時間ドラマ、BSやCATVの中にはそれ専門か?というようなチャンネルがある。
バブルの頃には、2時間ドラマが本当に多かった。
スタッフを大勢ロケに行けるだけの予算があったということだ。

西村京太郎のシリーズなど、ロケが必須。
まあ、スタッフの楽しみにもなったのだろう。
たいがい、行った先の有名な温泉宿やリゾートホテルで事件が起ったりする。

火曜サスペンス劇場、土曜ワイド劇場など、2時間枠専門の「劇場」があった。
潤沢な制作費があったのだ。
まあ、ストーリーなどはワンパターンとはいえ、今のドラマほどチンケな感じはしない。
ゲストも多いし、セットも多い。

十津川警部シリーズや、江戸川乱歩の明智小五郎シリーズ、タクシードライバーのシリーズなど、シリーズ化されて続くものもあった。
今のBSのそういうチャンネルを見ていると、会社がバブルで一番忙しかった頃、ちょうどテレビなど全く見ていなかった頃の番組もあり、暇つぶしになる。

そういえば、亡くなった先輩が、「うちの嫁はんが2時間ドラマばっかり見てる」という話も聞いた。
そういうぼくも、地上波の下らない番組を見るよりは、昔のナントカ劇場を見るほうがましだ。

ちょっと前までは海外のドラマをよく見ていた。
もちろん字幕で、こういうときはこういう英語を話すのか、といった発見もあったからだ。
今ではもう面倒になって、吹き替えを見てしまう。
それで、2時間ドラマに戻ってしまったりする。

その2時間ドラマの「赤い霊柩車」シリーズ(リアルでは見たことがない)をこないだ見ていたら、主人公の片平なぎさが、お棺に折り紙で赤とんぼを入れるという納棺師に理由を聞く、という場面があった。
その答えが「日本では蜻蛉という文字は、美しい、ということを表していて…」という話だった。

そんな話は始めてだったので、ネットで調べてみると、こんな記述があった。

「蜻蛉(とんぼ)」という字の、青と令には"美しい"という意味があり、蜻蛉という字は "すべてが美しい"という意味を持っているらしい。
トンボという虫は、昔の人々に、美しい虫だと思われていたのだろうか。」

ということで、まんざら嘘でもないようだ。

蜻蛉の美しさというのは、よくわからない。
今では家の近所ではほとんど見ない。
蝶も飛んでいるのを見るのは珍しい。

でも、小学校のころ、夏の終わりの夕方に、赤トンボが群れになって飛んでいた景色は思い出す。
オニヤンマとか、ギンヤンマとかいたが、やっぱりトンボといえば赤トンボだった。

あの昔の風景が懐かしい、と最近思うようになった。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:35 | comments(0) | trackbacks(0) |

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