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2024.07.22 Monday
トヨタたたき
こないだトヨタの認証問題のことを書いたが、その後豊田章男会長が会見で「今の日本ではやる気がおきない」と言ったことに対して、Flashがこんな見出しをつけて記事を書いている。
「「とっとと出てけよ」トヨタ会長・豊田章男「日本で頑張る気が起きない」発言に批判殺到…“わがままお坊ちゃん”の実像とは」 豊田会長の言ったことを「お坊ちゃんのわがまま」、と言っている。 それに対してぼくのタイムラインには、反論が出ている。 「トヨタがなくなれば、Xで得意げに章男会長を批判している馬鹿も、相当苦しい生活になる。トヨタグループの裾野は広く、グループ全体をあわせればGDPの10%にも相当するといわれる。 日本の国力を削ぐための、印象操作がなされ続けている事に気付くべきだ。」 「トヨタ会長が怒るのは当然です(ホンダなど他のメーカーもカンカンです)。マスコミは一時的に国交省の発表を鵜呑みにした報道を行ったことを反省して、記事を撤回・謝罪し、国交省は今からでも遅くないので、「法令の解釈を厳密にしすぎて、トヨタの『法令への形式的な適合性の不備』を『不正』と断じ、安全意識に問題があったかの様な誤解を与えたのは誤りだった」という声明を出すべきです。この様な馬鹿げたことを放置していたら、ただでさえ「失敗や世間体ばかりを恐れる」体質に染まりつつある日本の産業界をさらに萎縮させ、日本の経済力はどんどん衰退していくでしょう。」 「そりゃあこれだけ露骨に中国びいきの公明党が牛耳る国交省からいじめられれば頑張ろうという気も失せるよな。トヨタに限らず、日本全体がこのメンタリティに堕ちているように感じられ、その最大の要因は、政治家が日本国民ファーストで動いていないところにあると強く思う。」 「トヨタ車に限らず日本車がなかなか故障しない理由として、この様に一般のユーザーの方には見えない努力がある訳です。 基準に沿って作ればもっと安く車が出来ますが皆さん嬉しいですか?」 「TOYOTAは日本経済の背骨。ところが日本政府は、中国EV車に補助金、脱CO2、国交省TOYOTAいじめ、愛知県ヒョンダイ誘致、大阪万博中国EV車採用などTOYOTAを目の敵にします。 まじで海外移転にしちゃいますよ⁉️。」 「トヨタの雇用は世界を含め約36万人。本当に日本LOVEだけで日本に本社機能はあるのです。ですが、トヨタは邪魔ばかりしている日本政府に愛想が尽きています。 10年後にトヨタがタイに移転する可能性があり、本当に私たちが声を上げなければ日本経済は終焉を迎えてしまいます。」 「日本のマスゴミここに極りだな。 今の中共・創価学会よりの国交省からトヨタがどれだけ辛酸を舐めさせられているのか調べろ。 本当にトヨタが日本から出て行ったら大失業時代で経済崩壊する。 これ書いた記者、それ分かって責任ある立場で本当に書いたのか?」 ぼくは会社で、15年間トヨタの担当をして、つくづくいやになったという体験がある。 コンペで、毎回無理難題を押し付けられたということだ。 それでも、プリウスがアメリカでリコール騒ぎがあった時に、当時のトヨタの社長であった豊田章男氏が公聴会で長々と質問を浴びせられた時の対応は素晴らしかったと思う。 それまでは「おぼっちゃま」であったかもしれないが、日本人でありながら、アメリカでリコールに堂々と対処した姿は本当に立派だったと思うし、あの出来事が豊田章男という人の社長観を変えたのだと思う。 あのリコール騒動はアメリカの自動車メーカーが、こんな車を作れないから、苦しまぎれにリコール騒ぎを起こしたのだと個人的には思っている。 今になってアメリカのマスコミを見ていると、豊田会長は経営者として称賛されている。 翻って、日本はどうなっているのか。 ぼくは今回の件で、国交省がトヨタをはじめ日本の自動車メーカーを、意図的に弱めようとしているようにしか見えない。 コメントにもあったが、日本のマスコミは国交省の言い分を垂れ流しているだけで、そこに何の判断もない。 バカでもできるのだ。 何が何でも電気自動車というのは、環境原理主義者の言っていることだ。 実際運輸部門のCO2削減量をみると、電気自動車を推進しているというドイツは2001年比、3%CO2が増えている。 日本はハイブリッドなどの普及で、23%もCO2が減っているのだ。 もっと日本の自動車工業会はそのことを強く発信すべきだと思う。 何度も書いたが、いつか石油はなくなる。 でも、今すぐ電気自動車100%を目指すなど無理なのだ。 それがようやく世界でわかってきたというのに、肝心の日本には原理主義者の声が大きすぎる。 会社を辞めて、今までずっとホンダ車に乗ってきたが、次の車は(生きていれば)トヨタ車にしようと思う。 豊田章男氏の思いに報いなければならない。 |
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