考えたこと2

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葬送のフリーレン
5月のGWにアニメのチャンネルで「葬送のフリーレン」の特集をやっていた。
15時間ほど録画して、昨日見終わった。
CMなどを飛ばしたので、だいぶ時短したが…。

タイトルは聞いたことはあったが、なかなか30分の番組を一気に見る機会がなかった。
でも、いろいろ賞も受けており、ようやく見たのが事実。

本当にいいアニメだった。
タイトルがどういうことを表しているのか、わからない。
ファンタジー系だとは思っていたが、よくできたストーリー。

「葬送」というのは「死者を見送ること」だ。
主人公のフリーレンはエルフだ。
エルフというのはゲルマンの妖精というような位置づけで、要は人間とは違うということ。
そのうえ、すごい魔法使い。
そのフリーレンは2000年の寿命を持っている。
これがこのアニメの設定の核になっている。

物語は、フリーレンを含む4人の勇者が、魔王を倒して凱旋するところから始まる。
この倒置が素晴らしい。
何度もこの魔王を倒した仲間とフリーレンの会話や出来事が出てくるが、もう一人の主人公とも言えるヒンメルという人間の勇者との思い出が、フリーレンに人間の思いを授けたという感じ。

海外でも評価が高いという。
それは納得だ。

フリーレンの寿命を考えると、10年という魔王との戦いの旅は人生の1/200だが、人間にとってはすごく長い。
ある意味、フリーレンは人間の出来事を未来に伝える役割を担っているとも言える。
まだ終わっていない物語だが、これからどう物語が展開していくのかと思う。

自分の好きなことをやり、寝坊でだらしないところのあるフリーレンが、人間たちとどう関わっていくのか。
日本のアニメのレベルの高さを表すものだ。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も良かったが、「葬送のフリーレン」を見て、日本のファンタジーアニメのレベルはすごいと思う。

ぼくは小学校の頃、鉄腕アトムを見てアニメーションを知ったが、どうしてもアニメは子供が見るものという先入観がある。
でも、もうそういう時代ではないのだ。

日本のアニメは、大人のものだ。

素晴らしい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 12:01 | comments(0) | trackbacks(0) |

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