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2024.06.22 Saturday
HDD
ハードディスクというと、PCからはどんどんなくなっている。
物理的に回転しているディスクなので、電気を食うし、壊れやすい。 メモリー等に使われている、記憶素子をつかっているSSDが主流になっている。 もうSSDに取って代わられるのかと思っていたら、そうでもないらしい。 HDDを大容量化して、データーセンターで使うということだ。 ディスク1枚あたり3テラバイト(3000ギガバイト)の容量。 まだ増えていく予定だそうだ。 シーゲイトというメーカーは3TBのディスクを10枚重ねた30TBのHDDを100万台作るらしい。 データーセンターはデーターを保存するというのが大きな目的なので、読み出しの速さなどは重視されない。 そのため、データーセンターではSSDよりもHDDが優位になる。 その他にも東芝やソニーがマイクロ波やレーザーを使った書き込み技術を検討しているらしい。 一次はSSDに取って代わられると思っていたが、まだまだデーターの蓄積という面で使われていく。 ぼくらがパソコンを始めた1990年代の後半は、HDDというと30MBあたりだった。 それから思うと容量は100万倍になっている。 AIが普及していくと、LLM(Large Laungage Model)と言われる大規模言語モデルというのが作られていく。 それがAIの元になるモデルだ。 大きな容量をぶん回して、答えを出すのだろう。 電気をたくさん食うと言われている。 データーセンターの電源というのは、品質の高い電気が必要だ。 一瞬でも途切れたり、電圧が下がったりするとダメだろう。 そうなると、不安定な再エネではしんどい。 ちゃんとした発電所でなければ供給できないと思う。 日本のIT化は遅れているし、AIの利用率も低い。 どんどん海外に置いていかれる。 せめて品質のいい電気をたくさん作り、データセンターだけでも進めてほしいものだと思う。 |
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