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2024.06.01 Saturday
エライことになってきた
こないだ対ロ経済制裁のことを書いたが、制裁を受けているはずのロシアは経済成長を遂げているらしい。
制裁に加盟していない国々に石油を売っているのだろう。 結局、西側先進国だけの制裁はほとんど意味がないということだ。 だから戦争では、当初頑張っていたウクライナがだんだんと押し返されている。 そういう状況を見て、ヨーロッパやアメリカの方針が変化した。 こないだから、アメリカの武器供与が再開したが、今まではそれをロシア領土の攻撃には使わない、という制限があったが、一転し「ロシア領土の攻撃を容認」ということになるかもしれないとのこと。 プーチン大統領は以前、西側の国々が武器供与して、それがロシア本土で使われるのなら、宣戦布告とみなす、というようなことを言っていた。 今までは西側の国々は自重していたが、戦争が長引き、早く終わらせたいと思っているのだろう。 だから、ロシア本土に向けて我々の供与した武器を使ってもいい、と言っているのだと思う。 あくまでも前提は、プーチン大統領の発言はブラフ(脅し)であり、NATOやアメリカ本土に報復しない(できない)だろうということだ。 当然、それは第3次世界大戦を誘発する可能性が大きいから、いくらなんでも自重するだろうと思っている。 ゲーム理論でいう、「チキン(弱虫)」にはならない、という決意だろう。 そうでもしないと、この戦争は終わりそうにない、という西側の賭けだ。 エライことになってきたぞ。 |
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