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2024.05.30 Thursday
政策活動費の領収書
維新の会が今回の政治と金の問題に対して、自分たちの政策活動費の2ヶ月分の領収書などの写しを公開したというニュース。
やっとまともな政党が出てきたと思うが、提出された領収書がいい加減で、橋下氏が怒っている。 維新の政党交付金からすると、大企業の扱いになるのに、総務部署から突き返されるような領収書を出しているから、いかに国会議員が民間の最低限のルールすら遵守できていないかがよく分かる、ということだ。 それでも、領収書を公開しただけマシだ、ということは言っている。 怒りのツイートの一部を引用すると、 「他党に比べて一歩前進だが、いかに国会議員というものが非常識な存在なのか、法律を知らない・守らない存在なのかがよく分かる。 こんな領収書を普通の企業で提出すれば総務部署からは突き返されて失笑を買うし、仕事のできない人物として烙印を押される。 維新という政党が民間の最低限のルールすら遵守できていない組織にしてしまったのは僕にも責任がある。 今後維新が最低限の内部統制を学んで普通の組織になることを期待するが、まあ領収書を公開しただけでも政党の中ではまだマシな方だろう。 ほんと国会議員集団は社会人としての常識をどれほど欠如しているのか、そら恐ろしい。 永田町ではこういう人たちが天下国家を論じているなどブラックジョークだ。 世間が批判を加えてまともな社会人に正していくしかない。そのきっかけになるものとして、この非常識な領収書を公開したことは評価。」 というように手厳しい。 大阪維新の会を作ったオーナーという立場もあるのだろう。 この問題、維新の会以外の党は「領収書」という言葉すら言わない。 パーティー券の上限をいくらにするとか、そんなことばかり。 上限など設定しなくていいから、普通の企業のように領収書を出させればいいだけの話。 バカでもわかる。 なぜそれを言わないのだろうか。 税金を使っているのだから、説明責任があるだろう。 報道の写真には、12万5千円の飲食店の領収書が出ていた。 橋下氏は、国税庁の「接待飲食費に関するFAQ」のページを引用して、これを勉強しろ、と言っている。 公費で秘書を雇っているのだから、それくらいは管理できそうなものだ。 パーティは禁止すべきと言っている政党が、こないだパーティをやっていた(やろうとしていた)という記事もあった。 どうせ本気で改革などしようと思っていない証拠だ。 橋下氏は怒っているが、維新はずいぶんマシだと思う。 |
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