考えたこと2

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資生堂の凋落
資生堂が不調だ。
株価は5年前の半分になっている。

今年の決算では、大規模な早期退職募集が決まった。
資生堂に残る人材は以下の2つ。

「グローバル・ビューティー競争をリードできる『センス』と『スキル』を有している」
「期待を超える成果創出に向けた『学習』と自己成長への『情熱』を有している」

計画では、資生堂ジャパン1万1185人の1割以上にあたる1500人規模という。
だいたい、こういうのは経営を失敗したからであり、社内では文句を言っているのだろう。

2022年度の営業利益も100億以上の赤字で、2023年度には18億の黒字に回復したが、2019年のピーク時は910億円もあったのだから、著しい落ち方だ。
今年はインバウンドが復活しているものの、中国人1人あたりの化粧品購入単価が減っており、安売り競争にも巻き込まれて高価格帯のブランドイメージも危なくなっているらしい。

さらに、ヘアケア「TSUBAKI」やメンズ化粧品「uno」といった有名ブランドを、投資ファンドに1600億円で売却したことも大きい。
高級品で勝負しよう、という構造改革をして、日用品をやめるという決断だった。
直接的にはこのあと、コロナが来たのが失敗の原因だったということになる。
まあ、難しい所だろう。

売却先は儲かっているらしい。

シャネルみたいな会社になろう、ということだったのか。
想定外のコロナ禍が余計だったということか。
とにかく、2025年に向けてV字回復を目指している。

若い世代は、テレビなど見ず、コンビニコスメや韓国コスメに走っている。
高価格帯で勝負するためには、どうやって顧客を捕まえる予定なのだろう。

日本の化粧品の老舗である資生堂には頑張ってほしいと思うが、一体どうなっていくのだろう。

インバウンドの復活で、少しはプラス要因もあると思うが…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |

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