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2024.03.28 Thursday
のり弁2
去年の10月に「のり弁」という記事を書いた。
匿名の一般人がクラウドファンディングでお金を集めて、東京都とグルになって悪いことをやっている「若年被害女性等支援事業」を告発した件に関することだ。 匿名の方が情報開示請求をしたら、全くの黒塗りの資料が東京都から提出された。 見事に何にも残っていない。 これこそ、のり弁という資料。 もともと、小池都知事は公約に「のり弁やめます」と書いていたのに、その公約を勝手に削除して、自らのり弁を提出した。 情報公開を進めるという公約と反対のことをしている。 完全に意図的にやったことだ。 それだけでも弾劾に値すると思う。 実際、都の丸投げ、いい加減な税金投入、監査など見せかけ、というひどい無駄遣いや特定の団体に利益を与えていることをあからさまにするものだったからだろう。 それを見直すということもなく、続けていこうとする姿勢の現れだ。 告発する職員もいないのかと驚く。 都もグルだと思われても仕方ない。 今回、情報開示を請求した方が当然勝って、都知事が敗訴という処分が下った。 それは当然だと思う。 問題はそれがメジャーなマスコミで全く報道されないことだ。 NHKも民放も全く報道しない。 これは恐ろしいことだ。 民主主義を維持するためには、ちゃんとした情報が国民に伝わらないといけない。 そのために、司法、立法、行政の三権に加えて、第4の権力としてマスコミなどの報道機関の使命があるのだと思う。 それが全く機能していない。 訴えた側の一般人が書類送検されたときには大騒ぎしたのに、今回は全く報道されない。 まるで、報道管制を敷いているようだ。 自分たちがやりたいことを、横取りされたという感じなのだろうか。 それとも、間違った法人への補助金の使い方を正しいと思っているのだろうか。 一体何とつながっているのだろう。 どう考えてもオカシイぞ。 |
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