考えたこと2

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農水省の愚策
農水省がこの4月から環境負荷の低減を義務付け、補助をつけるときに条件を付けるらしい。
一般的に日本では農業は環境にとってはプラスのイメージを持たれているが、生物多様性の面からはマイナスになる。
農薬を使ったり、特定の品種に偏った生産をするから、多様性はなくなる、という方向だからだ。
それがヨーロッパの農民の反感を買い、今年大きなデモが起こっているのが実情。

それでなくても、農水省のやっていることは、農業を振興させる方向ではなく、減反政策を続けたり、コメの輸出など考えたこともなく、国内のみの農業しか考えないという気がする。
日本の米は美味しいと訪日外国人も言っているし、輸出をすることで食糧危機も避けることができる。
そういう事は考えないのだろうか。

そこに来て、環境負荷の低減という条件。
こんなことをしたら、高齢化しているなか、余計に農業をやめる人が増えるのではないか。

欧州の農家は輸出産業だし、元気があるからデモが出来る。
日本の農家はそういう元気もないように見える。

補助、補助でやっているから、ダメになる。
たくさん作ったら、余って安くなるから、減反しようという考えが間違っているのだ。
日本の美味しい米は世界で認められているから、どんどん輸出しようというような政策をなぜ取れなかったのか。
本当にもったいない話だ。

西欧かぶれの「生物多様性」や「有機農業」などという考えは押し付けるものではない。
狭い耕作地でいかに収穫を上げるかということに努力をして、日本の農業はやってきたのだと思う。
それをぶち壊すような施策。

環境負荷の低減は趣味でやるものだ。

食料安全保障を言うのなら、西欧の現実を見て、ビジネスとして農業の振興を図ってほしい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |

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