![]() |
2024.03.11 Monday
キャプテン翼
ケーブルテレビで、メキシコの女子サッカーが舞台のドラマをやっていた。
スペイン語の響きはイタリアに似ているが、やっぱり少し違う。 メキシコといえばサッカーという事がよくわかる。 彼らにとっては、国技なのだ。 有名なサッカー選手がスペインで活躍していたが、わけあってメキシコの故郷に戻ってきて、弱小チームを立て直すというドラマ。 サッカーが奥深く描かれている。 とにかく、出てくる選手役の女子がみんなサッカーがうまい。 役があるから練習した、というレベルではないように見える。 小さい頃から、実際にサッカーをしていたのだろう。 でも、もっとびっくりしたのは、監督やコーチが自分たちは「キャプテン翼」でサッカーを学んだ、というところ。 若い女子たちは、そんなものは知らない。 アニメなのか、マンガなのかわからないが、主人公の「ボールは友達」という言葉をスペイン語で言っていた。 メキシコでそんなに流行ったのか。 キャプテン翼は会社に入ってから連載されたマンガで、ほとんど知らない。 今の40代くらいなら、知っているだろう。 海外のサッカー選手で、このマンガの影響を受けたと公言している選手は多い。 Wikipediaによると、 「本作品の影響は日本だけに留まらず世界各国にも及び、ジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、セバスティアン・フレイ、キリアン・エムバペ(以上フランス代表)、アレッサンドロ・デルピエロ、フランチェスコ・トッティ、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、ジャンルカ・ザンブロッタ、フィリッポ・インザーギ(以上イタリア代表)、リオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ(以上アルゼンチン代表)、カカ(ブラジル代表)、フェルナンド・トーレス、アンドレス・イニエスタ 、シャビ(以上スペイン代表)、アレクシス・サンチェス(チリ代表)、ハメス・ロドリゲス(コロンビア代表)、ルーカス・ポドルスキ(ドイツ代表)がファンであることや影響を受けたことを公言している。」 と書いてある。 日本のマンガの影響はほんとに大きい。 小説などよりも、世界に知られている度合いは高いのだろう。 マンガが日本から出て、こんなふうに世界で広まるとは思わなかった。 そういえば、80年代後半にフランスに長期出張したとき、鉄腕アトムのアニメをやっていたなあ。 あれから、40年ほど。 今や日本のマンガやアニメは世界に広がっている。 そういえば、先日なくなった鳥山明氏も世界的な漫画家だった。 フランスのマクロン大統領をはじめ、いろんな国からメッセージが出ているらしい。 亡くなったのは残念だが、日本のマンガ文化は世界に広がっていることがわかった。 |
![]() |