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2024.02.25 Sunday
幼保一元化
新しいカウンセラーの方の話。
企業の人事から保育園の雇われ園長を10年やった変わり種。 ちょうど幼保一元化の渦中に園長をやったらしい。 幼保一元化というのは幼稚園と保育園を一緒にしようということ。 当時、待機児童などの問題もあり、そういう政策が必要とされた。 もともと幼稚園は文科省の傘下で、保育園は厚労省の傘下。 だから、なかなか進まなかった。 そこで、2005年には文科省、厚労省の両方が「共用化指針により共用化された施設における幼稚園児及び保育所児の合同活動並びに保育室の共用化に係る取扱いについて」を通知し、「幼稚園と保育所の施設の共用化等に関する指針」を通知した。 それでも、なかなか進まなかったのは事実。 その当時、幼保一元化のための会議が地区であり、幼稚園と保育園の園長が集まる機会があったという。 そこでは一方的に幼稚園の園長が、保育園の園長をなじったという。 それが教育をやっている人の態度かと思ったとのこと。 確かに話し合いの場で、いきなりなじるのは教育者としての態度とは言い難い。 幼稚園側には教育機関というプライドがあるのだろう。 それが保育園と一緒にされたら困るということかと思う。 みんながみんなとは言わないが、そんな人たちが幼児教育をやっている。 何とかならないものかと思う。 未だに幼保一元化は進まない。 |
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