考えたこと2

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少子化対策?
少子化対策は1990年からスタートした。
この年に出生率が1.57になったからだ。
だから、日本の少子化対策はもう34年の歴史がある。

35年の歴史があるが、一貫して出生率は減少してきた。
だから、異次元の少子化対策とか言って、役所も新設した。
もうこの国の少子化対策は行き詰まっているとしか言いようがない。

今までやってきたのは、保育環境の整備、子育て費用の負担軽減、労働政策、性別役割分業意識の変革、というところか。
保育所の問題はどんどん少子化が進んで解消しつつある。
待機児童数は減っているから、整備は一応進んだ。

学費の補助などは今検討中だ。
無償化の自治体も出てきて、国も考えている。
ぼくは何でもかんでも補助は反対だ。
もっと大学を減らしてもいいと思う。

労働政策も、役割分業意識の変革も進んでいると思う。
産休、育休は当然で、男性の育休取得率も上がっている。
社会が、それらを当たり前と思うようにはなってきたと思う。
まだまだ不満という声はあるだろうが…。
それでも、一貫して出生率が下がっているのは何故かということだ。
今の路線の延長上には答えがないのだと思う。

何より、経済的に成長していないことが大きい。
結婚できない原因にもなっているし、将来に希望が持てない。
その上、働く世代の負担が大きいのだ。

年金や医療の問題を何とかしないといけない。
戦後の高度成長のシステムをリセットしないといけないと思う。
働き手が減って、老人が増えて、同じようにやろうとしても無理がある。

まずやらないといけないのは、年功序列、終身雇用の撤廃。
辞めにくく、転職しにくい状態から、辞めやすく、転職しやすいという状況に変わらないといけない。
昔のように、どんどん成長する時代ではないのだ。
無理に雇っておこうとするから、給料が上がらない。
当たり前だ。

そして、働く若い人たちの給料が上がるように、社会保障の負担を減らす。
負担はある程度は公平にしないと仕方ない。
そうすると、天引きされている額を減らさないといけないから、増税しかない。
みんなが公平に払うのは消費税しかないと思う。
若くて、貧しい世代にとっては天引きが減ってトータルで収入が増えるはず。

保険制度も変えて、老人医療も変えないといけない。
延命治療や胃ろうなどは保険適用をやめればいいと思う。
介護保険も、食事介助などは適用外にすべきだ。
それらで平均寿命が短くなっても、構わないと思う。
生きていても、苦しいだけだからだ。

そういう事が全く議論されない国会。

まだまだ少子化は進むだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

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