考えたこと2

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AIDAS
AIDASというのは、生成AIを使ってやりとりし、新しい発見をするというようなことらしい。

最初の2文字は文字通りAIのこと。
次のDはDesign、設計のことで、AはAction、購買のこと、そして最後のSはShare、共有ということだ。
つまり、生成AIとの対話によって、顧客が自ら設計(画像生成)して、購入し、それを共有するというプロセス。

これをクルマのデザインにも使えるというのが、ホンダの北米でのEVの発表。
来場者がスマホで特設サイトにアクセスして、乗り物(クルマ、バイク、飛行機)、自分の夢を文章で入力すると、それを具現化したような乗り物の画像が生成される、という具合。
まあ、実際のクルマとはだいぶかけ離れているが、近未来を感じるということだろう。

生成AIは画像も生成できるので、そういうことが可能になる。
実際にJapan Mobility Show 2023でも、生成AIを使ったデモを自動車メーカーがやっていたらしい。

デザイナーが設計するときのアイデアのもとになる画像が、簡単にできるということだ。
実際にはデザインにはいろんな制約がある。
空力や騒音、強度、実際の乗り降りのしやすさなど、考慮すべきことが多い。
フロントグリルのライトの形やウィンカーなどの装備の制約もあるだろう。

だから、イメージの絵と実際に出来上がったクルマはだいぶ変わってしまう。
それでも、生成AIがたくさんのイメージを作ってくれたら、開発時間は短縮するだろう。
そこに、顧客の意見も反映されたら、いいかもしれない。
アンケートなどでは表せないものがあるからだ。

生成AIは、そういうふうに使われていく。

モデルを使わず、生成AIが作った画像を使うなどの動きはもう始まっている。
実際に撮影をする必要がないので、経費は安くなるのだろう。

そういうクリエイティブな領域は、今まで人間の世界だった。
でも、学習機能がある生成AIなら、こういう人が作りたいというひな型の画像を学習させれば、好みも反映できる。

思わぬところで、人間の仕事が減っていく。

生成AIの活用はどうなっていくのか、今の若い人たちは大変だ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 08:25 | comments(0) | trackbacks(0) |

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