考えたこと2

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仕事にならない
月曜日は勤め先の学校で朝から事務局のサーバーがダウンして、修理に来るのが夕方になるということで、全く仕事にならなかった。
ほとんど全ての書類はサーバー上にあるし、学務システムもネットが使えないとお手上げ状態になる。

普通の会社なら、システムの保守要員は内部にいるとか、すぐに修理に来るような契約をしているとか、そもそもサーバー上ではなくクラウド上にデーターを持つなどの対策をしているので、すぐに復旧するのだが、小規模な学校法人はそういうところが手薄になっているのだろう。
これがネットサービスの会社なら、1日業務が止まって大損害だ。

今やネットワークは社会のインフラだ。
水道や電気と同じくらい大事な存在だと思う。
企業のトップレベルになると、海外の支社があったりするので、その重要性を理解しているが、どこまで国や行政、非営利法人がそれを理解しているのか、わからない。

大規模な大学は個人情報流出対策で、ネットの管理をしていて、お金もかけているから、こんなことにはならないだろう。
でも、募集が厳しい小規模校には難しい。
本来はそうであってはいけないのだが…。

近い将来、何十万人のIT技術者が足りなくなる、と言われているが、これは由々しき問題だ。
水道や電気と同じレベルで、メンテナンスをしないといけないのに、そういうことをする人が圧倒的に足りない。

ぼくはよくいうのだが、将来何十万人も足りないと言われているのなら、その仕事を今からやれば、食いっぱぐれはないということだ。

そういう養成機関をもっと作るとか、理系教育に力を入れるとか、そういうことは教育学者は考えないのだろうか。
情報関係の勉強は、中学は申しわけ程度に技術家庭科の中でやっているだけだし、高校はかなり高度なことまでカリキュラムにはあるが、履修漏れしていたりして、とても危機感を持って真面目にやっているとは思えない。
小学校に至っては、何をやっているのかわからない。
やる必要があるのか、とも思う。

本当に危機感を持って、ITの技術を習うためには、何が必要なのかをもっと真剣に考えてやるべきだと思う。

「そういう人材を育てないと、国が滅ぶ」くらいの気概で考えられないのか。

最近の戦争は、まずサイバーアタックでネットの機能を止めるところからと聞いている。

こんな状態では戦う前に負ける。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

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