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2024.01.20 Saturday
Youtuber戦略
アメリカのYoutuberの戦略が変わってきた、という記事。
なかなか面白い。 Tiktokが勢力を広げる中、Youtuberの視聴者獲得争いが激化している。 アメリカではテレビの勢いが日本ほどないため、Youtubeの存在価値は大きいのかもしれない。 YoutubeでTiktokに対抗するためには、短くて中毒性のある要素を入れて、刺激的なコンテンツ作りをしないといけない。 そのために、「1ドル対1万ドルの…」というようなコンテンツや、短い時間で大量のものを一気に見せるなどの工夫があるという。 なんと、そのためにトップクラスのYoutuberは100人の制作スタッフを雇っている。 やはり、個人の力ではショート動画の強い中毒性に対抗できないのだろう。 Youtubeをビジネスにしようと思うと、そういう金のかけ方をしないといけない。 誰もが動画コンテンツを配信できる、というのがYoutubeのコンセプトだったと思うが、それで儲けようとするとそれなりに金がかかるということか。 一部のYoutuberは、仲間集めに使っている。 無料コンテンツで会員を募って、会費を取り、それでビジネスにするというものだ。 ギターYoutuberなど、そういう人が増えている。 あくまで個人でやるのなら、そういう手しかないとも思う。 記事はアメリカではこれまでのYoutubeのスタイルを変えるクリエイターには、チャンスがあるということで締めくくっている。 今の日本では、小中学生はもうTiktokやインスタに取られているような感じだ。 短い動画がいくらでもあるから、面白くなければ飛ばせばいい。 面白くても、30秒や1分で終わる。 だから、いくらでも消費できるのだろう。 動画をアップする人は、バズりたいと思ってとりあえず動画を作るのだから、モチベーション高い投稿者はいくらでもタダで手に入る。 基本的に、コンテンツはタダで、プラットフォーマーが儲かるというのがSNSの世界。 ショート動画はコンテンツを吟味する暇がないから、いくらでも儲かるという仕組みだと思う。 インターネットはアテンション(関心)を惹くビジネスだというが、アテンションさえ惹ければそれでいい。 そうなると、論理よりも感情が早い。 速い思考に訴えるだけでいいのだ。 これがTiktokなどのショート動画が流行る理屈だと思う。 したがって、知識などを得る必要はない。 感情だけで進んでいく。 そういうことまで考えて、Tiktokは開発されたのかもしれない。 いずれ、Youtubeのようなプラットフォームは教育にも大きく役立つだろう。 だから、ぼくはYoutuberに頑張ってほしいと願う。 |
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