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2024.01.07 Sunday
エヴァンゲリオン
いつか見ようと思っていたエヴァゲリオンの映画を4本見た。
Wowowで年末やっていたのを録画した。 エヴァンゲリオンの「序」、「破」、「Q」と「シン・エヴァンゲリオン」の4本。 一言でいうと、疲れるアニメだった。 メカものかと思っていたが、そうでもない。 「序」はまだそうでもないが、だいたい敵がわけの分からない「使徒」というもの。 いきなり人類の半分が一度滅んだセカンドインパクトの後の世界で始まる。 中学生の男子が主人公。 普通に2年A組に通っている。 一方で、すごい兵器が出てくる。 このアンバランスがなんとも言えず違和感がある。 居酒屋や自販機も普通に出てくる。 「破」を見ると、主人公の父親(エヴァンゲリオンを作った科学者)との関係が主題だと見えてくる。 親子のコンプレックスに悩む中二病、という感じだ。 昭和の時代の「今日の日はさようなら」とか「翼をください」とか少年少女合唱団の歌が挿入される。 「Q」は2012年作。 だいぶ絵もきれいになった。 14年後の世界が描かれる。 ここでは完全に親子コンプレックスが主題だとわかる。 父親が悪役で、人類補完計画というのが出てくる。 ムダに長い戦闘シーンを経て、主人公が自らサードインパクトを起こし、大量の人が死ぬ。 最後は「シン・エヴァンゲリオン」。 2021年作だけあって、3DのCGも入ってくる。 2時間以上で長い。 主人公の葛藤がすごい。 人類を一度は助け、一度は滅ぼすということをやってしまっている。 不思議なのはこのエヴァンゲリオンがどうして人気があったのだろう、ということだ。 親子のコンプレックスのために世界を2回滅ぼすというのは、コンプレックスの強さとしてはすごすぎる。 そこまでいかんでも、と思う。 また、そういうテーマだから、小学生や中学生にはわからないのではないかと思う。 今見てみて、なぜエヴァンゲリオンが流行ったのかは、ぼくにとっては謎だった。 |
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