考えたこと2

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藤井八冠
将棋の藤井聡太は8つのタイトルを総ナメした。
藤井八冠、という呼び名になった。

10月に最後のタイトルを失った永瀬拓矢氏が、その戦いの後でのインタビューで語った言葉が、「藤井八冠は、人間をやめている」。
なぜ「人間をやめている」かというと、藤井八冠は「将棋の勉強の邪魔ともいえるイベント出演といった対局以外の仕事を断って、ベストを尽くしているのではなく、頼まれたら全部やる」というところだという。

これには賛否があると思うが、ぼくは藤井八冠が人間をやめているとは思わない。
逆に、人間らしいと思う。

道を極めるためには、そのことを一生懸命やるのはもちろん必要だが、それ以外のこともやらないといけない。
俗にいう専門バカというやつになるのを防ぐためだ。

コロナ禍で世の中にいかに専門バカが多いかよくわかった。
「感染症」の専門家はたくさんいたが、それを国外と比較して、日本の位置を相対化できる人はほとんどいなかった。
要するに感染症しか知らないのだ。

免疫とか、地政学的な従来のコロナウィルスの元々の広がりとか、従来からのワクチンの接種状況とか、それらを総合的に考えて対処することができなかった。
そういう人が不必要に人の流れを制限し、飲食店や宿泊業を苦しめ、いまだにマスクが必要とか言っている。

脳の中にいろんな回路を作っておかないと、本当に強くはなれないのだと思う。
藤井八冠は、その回路を将棋以外の仕事をすることで作っているのだと思う。

永瀬氏は早くそれに気づいた方がいいと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |

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