考えたこと2

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ヤングタイマー車
ヤングタイマー車というのは、1980年代から90年代の車のことだ。
本格的なクラッシックカー(オールドタイマー車)よりも、比較的新しく、「ちょっと古い車」として、実質的に今でも使える車という位置づけ。
そういう車が若者に人気があるとのこと。

1980年代というと、もうかなり古いと思うが、走る車は走る。
会社の先輩にも、80年代のBMWを持っている人がいるが、主にエンジン回りと足回りにお金がかかる。
まあ、老後の楽しみとしてその人はやっているのだが…。

そういう車を専門に扱っている中古車の個人売買仲介事業を手掛けている人もいるようで、その人は91年製のVWゴルフに乗っている。
オールドタイマー車よりは、価格や維持費も低めになる。
とはいえ、それなりにかかるとは思うが、昔は高かった車が安く買えるというメリットもある。

そういえば、友人が古いポルシェに凝っていた時期もあり、窓が開かないとか、時速100キロ出せないとかいう状況だったが、喜んで乗っていたのを思い出した。
よくそんな不便な車に乗るなあ、と思うが本人の思い入れが十分あればいいのだろう。

若い人たちが、そういう車に興味を持って買ってくれるのはいいことだと思う。
リユースというやつだ。
新しい車を1台作るのに出るCO2に比べたら、古い車を乗り続けるのにもメリットはあると思う。
おそらく、走行中のCO2はかなり多いだろうが…。

そういう人気もあって、トヨタはランクル70を再販することにした。
中古市場では、40代以下の人たちに人気があるという。

ヤングタイマーは30年から40年前の車だから、わりとシンプルな構造だ。
今のような電子制御も少ない。
当然、モーターなどないし、自動ブレーキもない。
でも、リストアする部品がなかったりする。

欧州ではそういう車の部品を扱っているところも多いというが、日本ではまだまだ少ないだろう。
高価な外国車(ポルシェ、BMW、メルセデス)や、大量に売られた車(VWゴルフ)などはまだマシだろうが、日本車はよほどの事がないとメンテできないと思う。

日本のメーカーでは、マツダがロードスターについてはメーカー主導で古い車のレストアもやっている。
1989年に出た車だから、ヤングタイマー車になる。
初代モデルに、あと20年くらい乗り続けたら、オールドタイマーになる。

そういう車は例外で、ほとんどの車は製造中止になって何年か経ったら、もうメンテできない。
今の車は、故障の部位によっては、街の自動車修理工場では修理も出来ない。
そのために、どんどん街の自動車修理工場は潰れてしまった。
三丁目の夕日に出てくるような工場はもう見当たらないのだ。

日本にどれだけクラシックカーのリストア文化が根付くか…。

若い人たちに期待するしかない。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

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